岡嶋和幸の「あとで買う」

220点目:現代アメリカを代表するポートレート写真家の作品集

アニー・リーボビッツの写真集「Wonderland」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

アニー・リーボビッツの写真集「Wonderland」

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アニー・リーボビッツはアメリカを代表する女性写真家です。有名人のポートレートで知られ、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの有名な写真は誰もが一度は目にしたことがあると思います。その他にも伝説的なポートレート作品を多数生み出しています。

この写真集は448ページで、未発表を含む約350点の作品が収録されています。販売価格は1万2,000円前後で、ニコール・キッドマン、セリーナ・ウィリアムス、レディー・ガガ、ケイト・モス、カール・ラガーフェルドなどが被写体になっているようです。

1991年の回顧展に合わせて出版された写真集「Photographs Annie Leibovitz 1970-1990」は、彼女の作風が変化していく様子が分かる内容になっています。その半生に迫ったドキュメンタリー映画「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」はまだ鑑賞していないので、DVDを購入して見てみたいと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。