岡嶋和幸の「あとで買う」

82点目:撮影からプリントまで幅広く活躍しそうなLEDライト

NeewerのLEDビデオライト

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

NeewerのLEDビデオライト

撮影用のLEDライトは手ごろになり、選択肢も豊富です。大型ストロボを長年愛用している関係で、最近ではコメットの「C-PLUS LED Area Light 55」という製品を購入しました。LEDライトは四角いものが多い印象ですが、照明機器はずっと円形のものを使っているので、LEDライトもその方が見た目も安心です。でもソフトボックスは四角形のものが好きです。

自宅の照明も円形のものが多いのですが、キッチンのリフォームの際に選んだのはスティック状のLEDライトでした。明るくて見やすく、高演色のものがあればプリント環境にも良いように思いました。最近見つけたこのLEDビデオライトもスティック状で、撮影用の照明機器は基本的に高演色なのでプリントを照らすのにも良さそう。販売価格は6,600円前後です。

23点目で山田照明のZライトとパナソニックのLED電球を紹介しましたが、それらは自宅専用です。でもこのLEDビデオライトは持ち出すことができるため、例えば色評価用の照明環境でない場所でプリントの講評を行うときに便利です。スタンドに固定するほか、手持ちでも操作しやすそうです。もちろん撮影でも使えるので、いろいろな場面で活躍するでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。