岡嶋和幸の「あとで買う」

69点目:フィルム写真をスマホで手軽にネット公開

Rybozenのモバイルフィルム&スライドスキャナー

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

Rybozenのモバイルフィルム&スライドスキャナー

デジタルカメラマガジンのプリント連載で、2号連続でフィルムスキャナーを取り上げたばかりですが、このような製品を見つけました。Rybozenのモバイルフィルム&スライドスキャナーです。スマートフォンを使ってフィルム写真を手軽にネット公開したいときに利用するものなので、もちろんフィルムスキャナーが不要というわけではありません。販売価格は8,000円前後です。もう少し安いとうれしいですね。

SNSなどにアップするフィルム写真は、フィルムスキャナーを使うほどのクオリティーを求めていないときは、表示を真っ白にしたパソコン画面を背景に、左手にフィルム、右手にスマートフォンを持って撮影しています。もう少しきちんと撮りたいときにはライトボックスにフィルムを乗せますが、スマートフォンは手持ちです。でもこの製品なら両方を固定できるので、スマートフォンの手軽さを損なわずに、フィルムをきちんと撮影できそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。