2016冬・予算別レンズ交換式カメラ機種一覧
30〜50万円未満の部：キャラが濃すぎるカメラ達の祭典
高解像、広ダイナミックレンジ、秒12コマ連写、天体専用…
2016年12月27日 08:00
早いもので2016年もあとわずか。これからやってくるクリスマス&お年玉シーズンが、1年で最もカメラの値下がりを期待できる期間（ソースは編集部員の肌感覚）です。
そこで今回は、この冬に買える現行品のレンズ交換式デジタルカメラを価格帯別にリストアップしてみました。これを見て、師走を乗り切るモチベーションにしていただこうという物欲刺激コンテンツです。第7回は「30〜50万円未満の部」をお届けします。
これまでの部
なお、基準としている価格は大手量販店における「ボディ単体」（レンズが同梱されていないもの）の税込実勢価格です。販売店や時期により異なることをお含みください。
※掲載は価格順です。
EOS 5D Mark III（30万1,320円前後）
35mmフルサイズ/一眼レフカメラ
2012年3月発表のフルサイズEOS中核モデル。高感度画質や動画対応に定評のあったEOS 5D Mark IIをブラッシュアップした安定感のある1台です。秋には後継機のEOS 5D Mark IVが出ていますが、そこまで手が出ないという方や、価格がこなれたカメラを乗り継いでいきたいという方には、こちらがよいタイミングかもしれません。
【新製品レビュー】キヤノンEOS 5D Mark III
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/528094.html
D810A（35万3,300円前後）
35mmフルサイズ/一眼レフカメラ
天体撮影用に、撮像素子まわりの特性変更や撮影機能の追加を行った特殊モデル。D810がベースだが、赤外カットフィルターの特性変更により色再現が適切にならない場合があるため、一般被写体の撮影は推奨していない。
ニコン、天体撮影専用のデジタル一眼レフ「D810A」
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/687610.html
α7S II（38万6,520円前後）
35mmフルサイズ/ミラーレスカメラ
有効1,220万画素と記録画素数を抑えた広ダイナミックレンジモデルのα7Sが、α7 II世代にアップデート。シャッター速度4.5段分の効果という5軸のボディ内手ブレ補正も搭載されました。14bit非圧縮RAWへの対応や、カメラ内での4K動画記録を可能としたのも特徴です。
ソニーα7S II 関連記事まとめ
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/pickup/8686.html
α7R II（40万6,830円前後）
35mmフルサイズ/ミラーレスカメラ
α7Rの約3,640万画素から更に約4,240万画素へと記録画素数を増やした高解像モデル。5軸手ブレ補正や、像面位相差AFを併用した「ファストハイブリッドAF」にも新対応しています。従来モデルより見え具合の良くなったEVFなど、カメラそのものの使い心地も品位を高めています。
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http://dc.watch.impress.co.jp/backno/pickup/3496.html
α99 II（41万9,990円前後）
35mmフルサイズ/トランスルーセントミラー・テクノロジー
α7R IIと同じ約4,240万画素で、さらに最高約12コマ/秒の連写性能も兼ね備えたAマウント最上位機。トランスルーセントミラー・テクノロジーによるAF専用センサーと像面位相差AFセンサーを組み合わせた、ハイブリッド位相差検出AFシステムも搭載しています。前機種α99から連写周りなどの機能制限を減らし、ボディサイズはAPS-C機のα77 II並みとするなど、フルモデルチェンジとも言える意欲作。
ソニー「α99 II」国内正式発表
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1022168.html
EOS 5D Mark IV（43万2,230円前後）
35mmフルサイズ/一眼レフカメラ
高解像モデルのEOS 5Ds/EOS 5Ds Rと並ぶ、最新EOS 5Dシリーズのオールラウンドモデル。有効画素数を約3,040万に増やし、4K/30p動画記録にも対応しました。目新しいのは、デュアルピクセルCMOS AF対応とした新撮像素子による「DPRAW」機能。解像感補正機能で描写を追い込むなど、これまでになかったRAW編集機能を利用できます。
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http://dc.watch.impress.co.jp/backno/pickup/20137.html
EOS 5Ds（45万7,620円）/ EOS 5Ds R（47万9,000円）
35mmフルサイズ/一眼レフカメラ
約5,060万画素のCMOSセンサーを搭載した、いわゆる"高画素機"の代表選手。偽色やモアレなどが発生する恐れを踏まえつつ、より高い解像力を味わうためにローパスフィルターの効果をキャンセルしたEOS 5Ds Rも用意されています。これだけのヘビー級のデータを扱いつつ最高で秒5コマの連続撮影を可能とし、35mm一眼レフカメラらしい機動性をキープしているのは流石。
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http://dc.watch.impress.co.jp/backno/pickup/3483.html