2月号【瀬長奈津実 + ニコンD3100】1週目
~ニコンDXフォーマットのエントリーモデル!


 2月号は、ニコンD3100と、瀬長奈津実ちゃんの登場だ。1月号で少し触れたが、冬場の午前中は、周囲のビルの陰にスッポリ入ってしまうもう一方のスタジオを避け、こちらのスタジオで撮影した。天気は曇ったり晴れたりの繰り返し……。あまり安定していない日だった。

 D3100の主な仕様は、有効約1,420万画素、APS-Cサイズ相当(23.1×15.4mm)のCMOSセンサー搭載。感度はISO100~3200(拡張設定で最高ISO12800)。3型約23万ドットの液晶モニターなどを備え、同社のDXフォーマットデジタル一眼レフカメラとしてはエントリー機に相当する。

 今回使用したレンズは、「AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8 G」と「AF-S NIKKOR 50mm F1.4 G」、「AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8 G ED」の3本。型番からも分かるように、AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8 GはDXフォーマット専用だ。

 写真は全てRAW+JPEGで撮影し、「ViewNX 2」で現像、サムネイルも含めダイレクトに掲載サイズへリサイズしている。カメラ及び現像ソフトの設定は全て標準。現像時に、露出補正、ホワイトバランス、コントラスト、D-ライティング(HS)を触っている。ピクチャーコントロールはスタンダードに固定。

 撮影時にちょっと困ったのは、RAW+JPEGの場合、JPEGの設定がサイズL/画質Fineに固定されてしまうことだった。JPEGは現場での確認用なので、サイズS/画質Normalで十分なのだが、記録メディアからPCへの転送や、写真を開く時間などが余計にかかってしまうし、記録メディアの容量効率も悪くなる。このクラスのカメラでRAW+JPEG設定を使うのはレアケースかもしれないが、是非、RAWと同時記録のJPEGでも「NORMAL」や「BASIC」を設定できるようにして欲しい。

 1週目、上ブロックはすべてISO100、絞りはF4-5.6、シャッタースピードは1/200~1/250秒、レンズは「AF-S NIKKOR 50mm F1.4 G」。下ブロックは右下のみISO100、ほかはISO200。絞りはF3.5、シャッタースピードは1/160~1/250秒、レンズは「AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8 G ED」を使用している。焦点距離は28mm、34mm、29mm、32mm、26mmと結構ワイド側だ。

 奈津実ちゃんは、スーパーGTのレースクイーン。筆者はスーパー耐久にしか行った事がないため、今回が初対面。当日の明け方まで仕事だったらしく、ちょっとふんわかモードで撮影が始まった(続く)

actress瀬長奈津実@K-Point
photographer西川和久
D3100
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8 G ED
AF-S NIKKOR 50mm F1.4 G



西川和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!http://www.iwh12.jp/blog/

2011/2/4/ 00:00