1月号【渕脇レイナ + ソニーα55】3週目
~多彩な撮影モード


 2週目の上ブロックは、ISO100、F5.6、1/200~1/250秒。レンズは左上だけ「28-75mm F2.8 SAM」(SAL2875)、ほかは「50mm F1.4」(SAL50F14)。下ブロックは左上がISO200、F3.5、1/160秒、28mm。右上がISO400、F3.2、1/200秒、35mm。中央がISO400、F2.8、1/125秒、45mm。左下がISO400、F2.8、1/160秒、45mm。右下がISO400、F2.8、1/160秒、35mm。レンズは28-75mm F2.8 SAMを使っている。

 筆者は基本的にマニュアル露出で撮影するため、モードダイアルに割り振られた各モードは全くの未チェック。ただ入門機になればなるほどいろいろなモードがあり、初心者に優しいカメラとなっているものが多い。α55には、一般的なP/A/S/Mに加え、「AUTO+(オートアドバンス)」、「AUTO」、「フラッシュ発光禁止」、「シーンセレクション」、「スイングパノラマ」の、5つのモードが追加されている。

 「シーンセレクション」は、ポートレート、風景、マクロ、スポーツ、夕景、夜景ポートレート、夜景、手持ち夜景の8パターン。「スイングパノラマ」は、通常のスイングパノラマか3Dスイングパノラマを選ぶことができる。

 「手持ち夜景」モードは、高速連写した6枚の画像を重ね合わせて1枚の写真にする。ユーザーなら一度は試してみたいモードだろう。そしてもう1つ面白そうなのが「AUTO+」(オートアドバンス)モード。

 このAUTO+は、カメラ任せの普通のAUTOに加え、動きのある被写体の高速連続撮影、好ましい画像の自動抽出、逆光時のオートHDRなど、より臨機応変な挙動のモードだ。個人的には「これをAUTOにすればよかったのでは?」と思った。

 いずれにしてもハイエンドとは違い、エントリークラスは今後も便利なモードが増え(もしくは同じモードでもよりパワーアップして)、より使いやすいカメラになっていくだろう。

 前回書いた通り、14日に東京オートサロン2011へ行ってきた。レイナちゃんも含め、いろいろな子に会えて楽しい1日だった。夕方からは、「日本レースクイーン大賞」の最終選考が行なわれ、最後まで残った5人中、この連載で撮った子が3人も! 実は4人目も近々に登場だったりする。(続く)

actress渕脇レイナ@スタイルコーポレーション
photographer西川和久
α55
28-75mm F2.8 SAM
50mm F1.4



西川和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!http://www.iwh12.jp/blog/

2011/1/21/ 00:00