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OLYMPUS OM-D E-M10

小さくなっても上位機ゆずりの充実装備

 オリンパスが2月末に発売する「OLYMPUS OM-D E-M10」(シルバー)をお借りできたため、外観と画面写真を中心にお届けする。

OLYMPUS OM-D E-M10(シルバー)。ブラックは3月発売予定

 E-M10は、EVF内蔵マイクロフォーサーズ機「OM-D」シリーズの3機種目。フラッグシップのE-M1、初代OM-DのE-M5に続くローエンドを担う。とはいえセンサーとEVFのスペックがE-M5相当、画像処理エンジンがE-M1相当なので、単なるローエンドモデルではなく、上位機ゆずりの性能も引き継いでいる。

 特にE-M1比ではスペックこそ対等でないが、2ダイヤル操作を維持しつつ小型軽量に仕上がったボディと、ちょっとしたシーンでありがたい内蔵ストロボ(コマンダー機能付き)など、上位機にない性格も持ち合わせている。既に上位機を使っていたとしても、カメラバッグを持ち出さないような撮影シーンではE-M10のパッケージングはかなり魅力的だ。

参考:OM-Dサイズ比較。左からE-M10(シルバー)、E-M5(エリートブラック)、E-M1

 手ブレ補正機構は、センサーシフト式の3軸ボディ内補正(上位機は5軸)。それでも半押し時には手ブレ補正付きレンズのようにファインダー像が安定し、心強い。これも上位機ゆずりのOM-Dらしさと言えるだろう。

 新しく登場した標準ズームレンズの「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」は、パンケーキスタイルの単焦点レンズのような携帯性が特徴。自動開閉キャップを取り付ければ、コンパクトデジタルカメラのように電源オン/オフに連動してレンズバリアが開閉する。

自動開閉キャップを装着。フィルターネジに取り付ける
別売のマクロコンバーターレンズMCON-P02を装着
対応レンズのフィルターネジ37mmおよび46mm径に対応。ステップアップリングが付属する

 別売の専用グリップは、底部のレバー操作により三脚のクイックシューのようにネジの扱いなく着脱でき、記録メディアやバッテリーの交換を助ける。

E-M10専用グリップECG-1装着例。レンズは「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」(ブラック)

 別売のフィッシュアイボディーキャップレンズ「BCL-0980」(9mm F8.0 Fisheye)は、レンズバリアに連動したフォーカシングレバーを持ち、パンフォーカス撮影と無限遠の部分にクリックストップを持つ。

 製品ラインナップは、ボディ単体、レンズキット(M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZが付属)、ダブルズームキット(M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R)を用意。店頭価格はボディ単体が8万円前後、レンズキットが9万5,000円前後、ダブルズームキットが11万円前後の見込み。

画面

・撮影画面

E-M1から搭載のカラークリエーターを継承
Fn2を押しながら背面ダイヤルを回すと「マルチFnメニュー」が現れ、Fn2ワンプッシュで呼び出す機能を選べる
ハイライト&シャドーコントロール
この設定では、Fn2を押すとダイヤルが感度とホワイトバランスの割り当てに切り替わる
左の設定でFn2を押したところ
マルチFnメニューに並ぶ項目は選択可能

・再生画面

・メニュー

(本誌:鈴木誠)