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FUJIFILM X-T1

強靭な基礎体力を誇る「X」新シリーズ

 富士フイルムが2月15日に発売する「FUJIFILM X-T1」の試作機をお借りできたため、外観と画面写真をお届けする。

 X-T1は、レンズ交換式のXシリーズで初めて一眼レフカメラ風のスタイルを採用し、光軸上に配置したEVFや、防塵防滴性能を特徴とするモデル。8コマ/秒の連写やUHS-IIメモリーカード対応による高速書き込みもポイントだ。型番の「T」がTrustを意味するように、カメラとしての信頼性を強くアピールしている。

 撮像素子は同社独自の「X-Trans CMOS II」センサー。APS-Cサイズ相当の有効1,630万画素で、最高感度はISO6400(拡張で最大ISO51200)。像面位相差AFにも対応している。独特のカラーフィルター配列でモアレや偽色の抑制を図っており、光学ローパスフィルターレスによる解像感は35mmフルサイズ機に匹敵すると謳っている。

 先に登場したX-Pro1やX-E2のスタイリングはレンジファインダーカメラに近く、どちらかというと単焦点レンズを組み合わせて撮影したくなるが、X-T1は上記の通りの一眼レフライクなスタイルも相まって、ズームレンズにも手が伸びそう。X-T1の発表会では、明るいズームレンズや超望遠ズームレンズのモックアップもお目見えした。

 EVFのクオリティ(ファインダー倍率、表示ラグの短さ)とシャッターを切った際のフィーリングは、イベントや店頭などで一度実機に触れていただくことをオススメしたい。ファインダーの丸窓アイピースは風格が漂い、それだけでも気分が盛り上がる。また、縦位置グリップ装着時のルックスと持ち心地も、このルックスにピンと来たカメラファンには無視できないものだろう。

 店頭予想価格はX-T1のボディのみが15万円前後、「XF 18-55mmF2.8-4 R LM OIS」が付属するレンズキットが19万円前後の見込み。富士フイルムによる新製品体験イベントが順次開催中で、2月13日からはCP+2014の同社ブースでも実機を展示するという。実写を交えた詳細なレビューは後日掲載する予定だ。

・クリップオンストロボ「EF-X8」(同梱)

・レンズ装着例(XF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS)

・参考:EVF内の表示レイアウト

EVF内をスマホカメラで撮影。実際には、端まで歪みなく見えるのが特徴
「ノーマル」表示では、ひとまわりファインダー像が小さくなる。メガネ着用時やフレーム内を素早く見回したいシーンで活用できそうだ
水準器やヒストグラムなどを追加表示
2画面表示(デジタルスプリットイメージ)

画面(背面モニター)

・撮影画面

通常
測距点選択。大きさも背面ダイヤルで変えられる
Qボタンを押したメニュー

・メニュー

撮影メニュー
セットアップ
再生画面と再生メニュー

(本誌:鈴木誠)