写真で見るFUJIFILM X10
富士フイルムが22日に発売する「FUJIFILM X10」をお借りできたため、外観と画面写真を中心にお届けする。実写を交えた詳細なレポートは後日掲載する予定だ。
X10は、2/3型EXR CMOSセンサーを搭載する4倍ズームレンズ搭載のコンパクトデジタルカメラ。2011年3月に発売したAPS-Cセンサー・35mm相当の単焦点レンズ搭載機「X100」のテイストを継承している。店頭予想価格は6万9,800円前後の見込み。
金属カムを採用したズームリングのトルクや、各種ダイヤルも操作感の面で試行錯誤を繰り返したといい、細かい部分の仕上げにも抜かりがない。モノとしての持つ楽しみという面では、現在ラインナップされている高級コンパクト機の中で随一と言っても過言ではないだろう。サイズや重量感のバランスも良く、一般的なコンパクトデジカメから「カメラらしいカメラ」にステップアップしたいと考えるユーザーの幅広い人気を集めそうだ。
実用面から見ても、ボディの剛性感が高く安心感がある。光学式のズームファインダーも視野の大きさ・見えともに従来のコンパクトデジカメに搭載されていたものとは別格で、「覗いて撮る」という行為を楽しませようという思いが伝わってくる。
同機はX100から始まったプレミアム志向の「Xシリーズ」第2弾となり、年内には高倍率ズーム機「X-S1」、来春にはレンズ交換式ミラーレスカメラの投入が予告されている。詳しくは富士フイルム、レンズ交換式ミラーレスカメラへの参入を予告をご覧頂きたい。同記事にはX-S1のモックアップのほか、発表会場で撮影したX10とX100のサイズ比較写真も掲載している。
■外観
・X10
上面にホットシュー、ストロボなどを備える | 上面右手側にダイヤル類を装備。ハンマートーン仕上げのトップカバーにスピン加工のダイヤルを配置するなど、ブラックの中にも変化を持たせたという |
フォーカスモードレバーを前面に配置 | 電源と連動したズームリング |
ズーム広角端 | ズーム望遠端 |
SUPER EBCコーティングを施したフジノンレンズを採用 | 内蔵ストロボをポップアップしたところ |
背面左手側のボタン類 | 背面右手側のボタン類 |
かぶせ式のレンズキャップが付属 | 装着したところ |
側面の端子類 | バッテリーと記録メディアスロット |
付属のバッテリーとチャージャー |
光学式のズームファインダーを装備。内部に表示はない | (参考)ファインダー内をコンパクトデジカメで撮影 |
・パナソニックLUMIX DMC-GF2(右)と比較
・リコーGR DIGITAL III(右)と比較
・ライカM8.2(右)と比較
■画面
・撮影画面
撮影画面 | カスタム撮影画面。画面中央の白い線は電子水準器。水平時には緑色になる |
光学ファインダー使用時に向く表示スタイルも用意 | 広角域ではレンズ前1cmのマクロ撮影も可能 |
プレミアムEXRオートを含めた富士フイルム独自のモードを利用可能 | 「人物」などをはじめとするシーンモードも搭載 |
360度のパノラマ撮影が行なえるモードも備えた |
・メニュー
撮影メニュー(1/4) | 撮影メニュー(2/4) |
撮影メニュー(3/4) | 撮影メニュー(4/4) |
感度選択画面 | ホワイトバランスシフト |
カスタム撮影画面の表示項目(1/3) | カスタム撮影画面の表示項目(2/3) |
カスタム撮影画面の表示項目(3/3) |
セットアップ(1/6) | セットアップ(2/6) |
セットアップ(3/6) | セットアップ(4/6) |
セットアップ(5/6) | セットアップ(6/6) |
上面右手側のFnボタンに割り当てられるショートカット一覧(1/2) | 上面右手側のFnボタンに割り当てられるショートカット一覧(2/2) |
・再生画面
再生画面 | 詳細表示 |
再生メニュー(1/3) | 再生メニュー(2/3) |
再生メニュー(3/3) |
鈴木 誠
2011/10/14/ 00:00