【新製品レビュー】富士フイルムFinePix HS10

〜機能てんこ盛りの裏面照射型センサー搭載30倍ズーム機
Reported by 北村智史

 有効1030万画素の裏面照射型CMOSセンサーに、強力な手ブレ補正機構、光学30倍ズームを搭載した高倍率ズーム機。10コマ/秒の高速連写にフルHD&ハイスピード動画、パノラマなど、多彩な機能を満載しているのが見どころだ。

 大手量販店の店頭価格は4万9,800円と、かなりぎゅうぎゅう詰め的内容の濃さから考えればお買い得感の高い設定となっている。


強力な効きを誇る「5軸手ブレ補正」

 見た目はエントリークラスのデジタル一眼レフカメラと同じくらい。付属の単3アルカリ乾電池×4本とメモリーカード込みの質量が730gだから、キヤノン「EOS Kiss X4」に「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS」を付けたのと同じ。違っているのは、本機がレンズ固定式デジタルカメラであることだ。

 搭載レンズは24〜720mm相当という超が付く高倍率ズーム。珍しくズーム操作はマニュアルリング式を採用している。開放F値はF2.8〜5.6。58mm径のネジ込み式フィルターが装着できる。最短撮影距離は広角端で40cm、望遠端で3m。マクロ時にはそれぞれ10cmと2m、スーパーマクロ時は広角端でレンズ前1cmまで寄れる。レンズの基部にはフォーカスリングがあって、MF操作が快適に行なえるようになっている。

 新開発の5軸手ブレ補正を搭載しているのが大きな特徴。5軸というのは、前後方向の回転のピッチ、左右方向の回転のヨー、センサー面に対する平行移動の上下シフトと左右シフトに加えて、左右方向の傾きのロール。従来の手ブレ補正はピッチとロールのみに対応し、キヤノンが「EF 100mm F2.8 L Macro IS USM」に搭載したハイブリッドISが上下と左右のシフトブレに対応しているが、本機はさらに1軸多いシステムとなっている。試してみた感じでは、シャッター速度で4段分以上の効果がありそうで、720mm相当の望遠端で1/45秒よりちょっと遅いくらいで撮ったカットでも手ブレなしだった。正直いって、かなりびっくりな結果である。

 EVFは0.2型で20万ドット、上下方向のみ可動式の液晶モニターは3型で23万ドット。ファインダーと液晶モニターは、ファインダー接眼部のセンサーで自動的に切り替わる仕組み。もちろん、手動切り替えにすることもできる。

 記録メディアは46MBの内蔵メモリーとSDメモリーカード系。画像サイズはL、M、Sの3種類で、それぞれ4:3、3:2、16:9比率が選べる。また、RAW(RAF形式)やRAW+JPEG同時記録も可能だ。電源は単3形電池×4本で、アルカリ乾電池のほか、リチウム電池やニッケル水素電池も使用できる。CIPA基準の撮影可能コマ数は付属のアルカリ乾電池で約300コマとなっている。

レンズは24-720mm相当の手動ズーム。リングを回すとぐぐっと伸びる。その焦点距離での最短撮影距離がわかるようになっているとうれしいんですけどねレンズ基部にあるのがフォーカスリング。メカニカルなものではないので、操作感はすかすかだが、一眼ライクな操作が可能だ
測距点は自動選択や中央固定のほか、任意の位置に動かせる「エリア選択」も可能色などの情報を利用して、構図などを変えても測距点が移動して追いかけてくれる「自動追尾」も備えている
マニュアルフォーカス時は画面中央が拡大され、その下にコントラストのスケールが表示される。もっともコントラストが高い状態を合焦と判定する仕組み新開発の5軸手ブレ補正に、電子手ブレ補正を併用することも可能。今回は光学式のみ使ったが、かなり高い効果が得られていた
電子ビューファインダーはセンサーによって液晶モニターと自動切り替えが可能。でも、アイポイントも視野角も狭めで、解像度もあまり高くない上下方向のみ可動式の液晶モニターは3型で23万ドット。可動範囲は上向き90度、下向き45度くらい
記録メディアは内蔵46MBメモリーとSDHC/SDメモリーカード(本当は裏向きに装填する)JPEGだけでなくRAW(RAF形式)、RAW+JPEG同時記録での撮影も可能だ。RAWでも連写できるのは立派
電源は単3形電池×4本。アルカリ乾電池(付属)、ニッケル水素電池、リチウム電池が使用できる。電池の種類はメニューで切り替える必要がある操作性を考えて、モードダイヤルとコントロール(電子)ダイヤルは斜めの面に置かれている。操作感もなかなかにいい
スタイリッシュ系のFinePixは露出補正がメニュー内で操作が面倒だが、本機は独立ボタン式。快適に操作できるのがうれしい露出補正ボタンを押している間だけヒストグラムが表示される。補正値が0以外のときはバーグラフは常時表示となる
これはマニュアル露出時の表示。ダイヤル単独操作でシャッター速度、露出補正ボタン+ダイヤル操作で絞り値を変更できる使用頻度の高い機能が独立ボタン式になっている。でも、液晶モニターを動かしてるときにも押しやすいように、液晶モニター側に配置してくれたらよかったのにと思う
セレクターボタン(十字キー)まわりの操作部。上の赤丸は動画専用のボタンだ

高速連写を活かした「動体キャンセル」「動体キャッチ」

 裏面照射型CMOSセンサーの強みは、1画素当たりの受光面積が大きくできる分高感度の画質がよくなることといわれるが、実際のところ、通常のセンサーに比べてせいぜい感度1段分程度のアドバンテージしかない。スーパーCCDハニカムを擁する富士フイルムにとっては、それほどメリットがあるものでもない。ということもあって、同社のWebサイトでは、このセンサーの持つ高速性をいかした機能の紹介がメインになっている。

 連写スピードは最高10コマ/秒。JPEGのフル画素で連続7コマまで、RAWでも連続6コマまで撮れる。シャッターボタンを全押しした瞬間の前の映像も記録できる前後撮り連写(カシオのパスト連写と同じ)も可能だ。ただし、ほかのカメラと同様、シャッターを切ったあとは処理待ちが発生する。また、連写中はファインダーがブラックアウトしてしまうので、動く被写体を追いつづけるのはちょっと慣れが必要だろう。

 この高速連写を利用した機能が「ぐるっとパノラマ」や「連写重ね撮り」(ソニーのスイングパノラマや手持ち夜景と同じ)。ほかに、動く被写体だけを消せる「動体キャンセル」や、動く被写体を重ね撮りできる「動体キャッチ」といった面白い機能を備えている。

 動体キャンセルと動体キャッチは連写した5コマの画像をカメラが自動的に合成する仕組み。前者は画面の中の動いていない部分だけを合成することで、動くものを消してしまえるもの。後者は動く被写体の像を多重露光したかのように合成できるものだ。

 総撮影時間(5コマ撮りきるまでの所要時間。つまり、撮影間隔を決める要素である)を0.5秒から20秒のあいだで変えられるようになっているので、うまく合成できないときはこれを変えて撮りなおすことになる。

露出補正ボタンの隣の連写ボタンを押したときの表示。連写最高速はプロ用デジタル一眼レフカメラに並ぶ10コマ/秒だカシオのパスト連写と同じく、シャッターボタン全押し前の映像を記録できる「前後撮り連写」機能も備えている
「前後撮り連写」では、全押しした瞬間の1コマと、その前後のコマ数を前もって選択するフル画素と2段階のトリミングズーム(5メガ記録と3メガ記録)の計3コマを連続で撮れる「ズームアップ3枚撮り」機能
3コマの写る範囲を青い枠線で表示する。でも、普通に撮って、あとでトリミングすればいいような気もする「ぐるっとパノラマ」は、ソニーのスイングパノラマと同じくカメラを振るだけでパノラマ撮影が可能
4コマ連写した画像を合成して低ノイズかつブレを抑えて撮れる「連写重ね撮り」。ソニーの「手持ち夜景」とかと同じだFinePixオリジナル機能の「動体キャンセル」は、5コマ連写した画像を合成して、動いているものを消去できるもの
動くものを多重露光的に重ねて撮れる「動体キャッチ」。普通に撮るだけでこういうのができるカメラは記憶にない通常の動画の解像度を設定する画面。フルHDからQVGAまで選べる。音声はモノラル

 正直な感想は、上手くやるにはかなり運に恵まれないとねぇ、といったところ。動体キャンセルで自動車のいない首都高湾岸線にチャレンジしてみたが、交通量が多すぎたのだろう、車両の断片があちこちに浮かんでいる。人のいない観光スポットなんかも、ベンチに座っている人や立ち止まって景色を見ている人がいたらアウトである。一方の動体キャッチも、動くもの同士が画面内で近接した状態では、片方が穴あき状態になってしまったりで不自然さが残ってしまう。効果としてはなかなかに面白いので、コツをつかめばけっこう遊べるのではないかと思う。

 動画機能も充実している。通常の音声付き動画はフルHD(1,980×1,080ピクセル)、HD(1,280×720ピクセル)、VGA(640×480ピクセル)、QVGA(320×240ピクセル)の4モードでフレームレートはいずれも30fps。音声なしのハイスピード動画はHS60(1,280×720ピクセル、60fps)、HS120(640×480ピクセル、120fps)、HS240(448×360ピクセル、240fps)、HS480(224×168ピクセル、480fps)、HS1000(224×64ピクセル、1,000fps)の5モードを備える。

 カシオ「HIGH SPEED EXILIM EX-FH25」などのようなフレームレート可変モードはないが、フルHDが撮れるのは強みだ。また、背面に動画専用のシャッターボタンを備えており、どの撮影モードでも動画が撮れる。ただし、露出モードはプログラムAE固定で露出補正などの設定も無視されてしまう。露出モードは我慢してもいいが、露出補正が使えないのはいまいち納得できないところである。

見たことのある数字が並ぶハイスピード動画の設定画面。カシオみたいな可変フレームレートはないが、1,280×720ピクセルで60fpsが撮れる「HDフレーミング」をオンにすると、16:9比率の画面の範囲を教えてくれるグリーンのラインが表示される
こちらは再生時の画面。当たり前だが、各種情報を非表示にもできる再生時に「info」ボタンを押しているあいだだけ、ヒストグラムが表示される
複数コマ表示はけっこう斬新なスタイル。並び方が違う4コマ表示もある普通のインデックス表示は9コマと100コマの2種類が選べる。選択されているコマだけ大きめ表示になる

まとめ

 広角は24mm相当からだし、望遠は圧倒的迫力の720mm相当。これに並ぶのはオリンパスのSP-800UZ(28〜840mm相当の30倍ズーム)くらいのもので、写りの楽しさだけで十分に値打ちがある。手ブレ補正も強力だ。

 泣きどころはやっぱり大きさと重さ。現行のレンズ一体型デジタルカメラで本機よりも重いのは、同社の「FinePix S200EXR」(ボディのみで820g)、カシオ「HIGH SPEED EXILIM EX-F1」(同671g)くらいのもの。レンズのことを考えなければ、マイクロフォーサーズを選んだほうが、よほど肩は凝らない。

 とはいえ、一眼レフカメラで10コマ/秒連写が可能なのはハイエンドのプロ機だけだし、パノラマや合成系の機能も面白いし、動画機能も充実している。これで実売価格が約5万円(ポイント分を差し引いて考えれば4万円台半ばだ)なのだから、お買い得感は十分に高い。大きさと重さが気にならなくて、遊べるカメラが欲しいという人にはおすすめの1台といえる。


実写サンプル

  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像を別ウィンドウで表示します。

・画角

 光学30倍ズームは広角24mmから超望遠720mmまでをカバー。広角端では豆粒にしか見えないものが望遠端ではドアップに。写真は工事中の東京港臨海大橋(仮称)だが、思っていた以上にくっきり見えて驚いた。

4.2mm(24mm相当)
3,648×2,736 / 1/500秒 / F6.4 / +0.3EV / ISO100 / WB:晴天
8.3mm(47mm相当)
3,648×2,736 / 1/350秒 / F7.1 / +0.3EV / ISO100 / WB:晴天
17.5mm(100mm相当)
3,648×2,736 / 1/300秒 / F7.1 / +0.3EV / ISO100 / WB:晴天
30.3mm(173mm相当)
3,648×2,736 / 1/340秒 / F7.1 / +0.3EV / ISO100 / WB:晴天
41.4mm(237mm相当)
3,648×2,736 / 1/320秒 / F8 / +0.3EV / ISO100 / WB:晴天
80.8mm(462mm相当)
3,648×2,736 / 1/320秒 / F8 / +0.3EV / ISO100 / WB:晴天
126mm(720mm相当)
3,648×2,736 / 1/250秒 / F8 / +0.3EV / ISO100 / WB:晴天
  

・連写関連機能

「ぐるっとパノラマ」は、カメラを振る方向を先に決めて、シャッターボタンを押しながらぐるっとカメラを振って撮影する。画角は3段階からカメラが自動で決定するらしく、思いどおりの画になってくれないこともある。なので、何度か繰り返して撮るといい。

「連写重ね撮り」は4コマ連写した画像を合成することでノイズや手ブレを軽減できる機能。感度はISO1600までの範囲でオートとなる。実写したときの条件ではISO800になったが、通常撮影のISO100と大差のないノイズの少なさ。多少シャープネス、コントラストは低下しているものの、見比べなければ気にはならないレベルだ。なお、画面のズレを見込んで少しトリミングされるようで、通常撮影よりも若干画角が狭くなる。

「動体キャンセル」は交通量が多すぎたのがよくなかったのだろう、自動車の断片があちこちに残ってしまっている。でも、場所を選べばもっといい結果が得られそうな感じではある。

 一方の「動体キャッチ」は、パッと見はインパクトがあっていいが、よく見ると、ほかの車両と近接している部分が穴あきになっていたりする。これも練習次第でうまくやれそうではある。

ぐるっとパノラマ
5,760×720 / 1/750秒 / F5.6 / ISO100 / WB:晴天 / 4.2mm(24mm相当)
ぐるっとパノラマ
1,280×3,240 / 1/420秒 / F2.8 / ISO200 / WB:オート / 4.2mm(24mm相当)
連写重ね撮り
3,648×2,736 / 1/350秒 / F5.6 / 0EV / ISO800 / WB:オート / 126mm(720mm相当)
通常撮影
3,648×2,736 / 1/45秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 126mm(720mm相当)
動体キャンセル
2,592×1,944 / 1/340秒 / F4.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 13.3mm(76mm相当)
動体キャッチ
2,592×1,944 / 1/180秒 / F3.6 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 4.2mm(24mm相当)

・感度

 裏面照射型CMOSセンサーだが、ベース感度がISO100であるのが示すとおり、感度面でのアドバンテージはたいして大きいものではない。これは他社のもそうだけど、すでにコンパクト機のセンサーは感度面ではきつきつ状態なので、裏面照射にしてもそれほどすごい効果が得られるわけではない。

 ピクセル等倍での鑑賞を前提として考えるならISO800がいいところ。プリント前提ではISO1600まで使えそうな感じ。ISO3200やISO6400は非常用のおまけだ。

感度の設定範囲はISO100からISO6400まで。背面左手側の「ISO」ボタンからでも、メニュー内でも切り替えが可能だ
ISO100
3,648×2,736 / 1/80秒 / F5.6 / WB:晴天 / 4.2mm(24mm相当)
ISO200
3,648×2,736 / 1/160秒 / F5.6 / WB:晴天 / 4.2mm(24mm相当)
ISO400
3,648×2,736 / 1/320秒 / F5.6 / WB:晴天 / 4.2mm(24mm相当)
ISO800
3,648×2,736 / 1/640秒 / F5.6 / WB:晴天 / 4.2mm(24mm相当)
ISO1600
3,648×2,736 / 1/1200秒 / F5.6 / WB:晴天 / 4.2mm(24mm相当)
ISO3200
3,648×2,736 / 1/2500秒 / F5.6 / WB:晴天 / 4.2mm(24mm相当)
ISO6400
3,648×2,736 / 1/4,000秒 / F6.4 / WB:晴天 / 4.2mm(24mm相当)

・動画

 通常の音声付き動画は、フルHDからQVGAまでの4モードでいずれも30fps。ハイスピード動画は1,280×720ピクセル・60fpsから224×64ピクセル・1,000fpsまでの5モードを搭載。専用ボタンがあって便利はいいが、露出補正などは無視されるのが面白くないところだ。

フルHD動画
1,920×1,080 / 30fps / 約24秒
ハイスピード動画(HS60)
1,280×720 / 60fps / 約33秒
ハイスピード動画(HS120)
640×480 / 120fps / 約55秒

・そのほか

720mm相当の望遠端でシャッター速度は1/38秒。これで、手持ちがブレていないのだから、5軸手ブレ補正の威力はすごい
3,648×2,736 / 1/38秒 / F5.6 / -0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 126mm(720mm相当)
後ボケはまあまあ素直で自然な感じだが、さすがに1/2.3型センサーだと720mm相当の望遠端でもそんなに大きくボケてくれない
3,648×2,736 / 1/600秒 / F5.6 / -0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 126mm(720mm相当)
普通のデジタルカメラなら遠くて小さくしか写らないものにも寄れるのが高倍率ズームの魅力。一眼レフにはありえない軽快さだ
3,648×2,736 / 1/320秒 / F5.6 / +1.3EV / ISO100 / WB:オート / 115.1mm(658mm相当)
富士フイルムの画像処理のクセなのだろうか、ピクセル等倍での解像感はそれほど高くはない。プリントではきれいなんだけどね
3,648×2,736 / 1/500秒 / F5.6 / +0.3EV / ISO100 / WB:オート / 90.9mm(519mm相当)
これくらいのアップになると、ねらった部分にレンズを向けるのが難しかったりする
3,648×2,736 / 1/150秒 / F8 / +0.7EV / ISO100 / WB:オート / 126mm(720mm相当)
スーパーマクロは広角端のみだがレンズ前1cmまで寄れる。広角マクロが好きな人にはばっちり
3,648×2,736 / 1/550秒 / F5.6 / +0.3EV / ISO100 / WB:オート / 4.2mm(24mm相当)
球技場の照明塔のメンテナンス用扉。鍵がちゃんとしてないのか、わざわざ鎖で施錠してある
3,648×2,736 / 1/27秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 26.9mm(154mm相当)
3本がひとまとめになっている煙突。てっぺんまでハシゴと階段が付いてる。見晴らしはいいんだろうけど、怖そうな気がする
3,648×2,736 / 1/350秒 / F5 / +0.7EV / ISO100 / WB:オート / 31.5mm(180mm相当)
新木場と葛西臨海公園をつなぐ荒川河口橋。画面の左側が東京湾。高倍率ズーム機だといろんなものがいろんな狙い方ができて楽しい
3,648×2,736 / 1/80秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 35.4mm(202mm相当)
夕焼け色に少し染まった空をバックにダイヤと花の大観覧車をアップで。人が乗ってないなと思ったら動いてない。塗装工事のためお休み中だそうな
3,648×2,736 / 1/340秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 126mm(720mm相当)
たぶん画像処理で補正しているのだろうけれど、ズーム全域で歪曲収差はほとんどない。水平線がまっすぐに写るのは気持ちいい(望遠で撮ってますけど)
3,648×2,736 / 1/110秒 / F5.6 / -0.3EV / ISO100 / WB:晴天 / 46.6mm(266mm相当)
展望レストハウス・クリスタルビューの窓に映る葛西臨海水族園の特徴あるガラスドーム。
3,648×2,736 / 1/80秒 / F5.6 / -0.3EV / ISO100 / WB:晴天 / 39.8mm(227mm相当)
こちらはクリスタルビューの自動ドア。雲が多くて夕陽は見えなかったけれど、ほんのり夕焼けっぽい風情にはなってくれた
3,648×2,736 / 1/45秒 / F7.1 / +0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 41.4mm(237mm相当)




北村智史
北村智史(きたむら さとし)1962年、滋賀県生まれ。国立某大学中退後、上京。某カメラ量販店に勤めるもバブル崩壊でリストラ。道端で途方に暮れているところを某カメラ誌の編集長に拾われ、編集業と並行してメカ記事等の執筆に携わる。1997年からはライター専業。2011年、東京の夏の暑さに負けて涼しい地方に移住。地味に再開したブログはこちら

2010/4/20 15:39