今回はちょっと毛色の変わったアイテムということで、「歴史的カメラのイラストてぬぐい」を紹介する。
歴史的カメラのイラストてぬぐい |
これは一般財団法人 日本カメラ財団(JCII)が5月に発売した手ぬぐいで、同財団が主催して毎年選出する「日本の歴史的カメラ」から厳選したという23機種のイラストをプリントしたものだ。
イラストを手がけたのはmodzu(島津元子)氏。同氏はJCIIが運営する日本カメラ博物館友の会の会員に配布している「JCII NEWS」の表紙イラストも担当している。実は5月に同氏のイラスト原画展が行なわれ、そのイラストの中から手ぬぐいにプリントするものを選んでいる。
この手ぬぐいが買える場所の1つ日本カメラ博物館(東京都千代田区)。7月10日から特別展「江戸から明治へ のぞきからくりの世界」が始まった(11月11日まで) |
素材は綿で、白地にモノクロのプリント。サイズは900×330mm。日本カメラ博物館またはJCIIの通信販売で購入できる。価格は600円だ。
描かれているのは以下の機種。最近のカメラは無く、どれも往年の名カメラたちだ。古くは1925年の「パーレット」、一番新しいものは1965年の「フォトクロームカメラ」となっている。こうしてみると双眼鏡型、ペン型、ライター型、ラジオ付、画面が丸く写るものなど変わり種も少なくない。
パーレット(1925年) | ニコンM(1949年) |
フジペット(1957年) | ズノー(1958年) |
ミランダT(1955年) | パノン(1952年) |
アサヒペンタックスK(1958年) | テレカ(1950年) |
ビスカワイド16(1961年) | ゼプトンペン(1959年) |
エコーエイト(1951年) | ヤルー(1949年) |
トプコンウインクミラー(1960年) | ラメラ(1959年) |
オリンパスペンF(1963年) | ヤシカ44(1958年) |
ミノルタ(1934年) | マミヤスケッチ(1959年) |
リコーフレックスIII(1950年) | ペタル(1948年) |
ハンザキヤノン(1935年) | フォトクロームカメラ(1965年) |
ゼンザブロニカ(1959年) |
手ぬぐいなので使い方は自由だ。部屋の壁に飾っておくのもよし、また実用とするのも良いだろう。Webを検索すると手ぬぐいの活用法が色々と紹介されているので参考にすると良いと思う。弁当箱を包む方法でノンレフレックス(ミラーレス)カメラを包むこともできるので、包んでバッグなどに収納するという使い方もできよう。
ソニーNEX-5を包むことができた |
ティッシュペーパーボックスカバーとして | ペットボトルも運べる |
スマートフォンケースに | 首から提げたカメラを包むことで、砂埃や多少の水しぶきの影響を軽減できるだろう |
喧嘩かぶり | 頬かぶり |
頬かぶり | 鉢巻き |
これからの季節なら頭に被ったり、ぬらして首に巻いておくと涼しくなれるだろう。もちろん銭湯に持って行くのもよし。この手ぬぐいなら、触れるたびにカメラの歴史を感じることができよう。何ともロマンがあるではないか!!
これをかぶってお祭りの撮影に繰り出してみたくなる |
2012/7/11 00:00