デジカメドレスアップ主義

OM-D、男の硬派スタイル

OM-D E-M5 Mark II + Freewalker 42.5mm F1.2

  • ボディ:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
  • レンズ:中一光学 フリーウォーカー 42.5mm F1.2
  • カメラケース:ゲリズ OM-D(E-M5 MarkII)Genuine Leather Camera Halfcase(ブラウン)
  • ストラップ:アルティザン&アーティスト ACAM-111(ブラック)

昨今、硬派なデザインのミラーレス機が増えている。そもそもミラーレス機は手軽なレンズ交換式カメラとしてスタートしたが、機能性の向上とともに、本格モデルへと着々と歩みを進めている。その本格モデルをデザインで表わしたとき、硬派で無骨なスタイルの採用がわかりやすいのだろう。

その先駆けのひとつと言えるのが、オリンパスOM-Dシリーズだ。堂々としたペンタ部、直線を多用した凜々しいデザイン、サイズの大小を問わず硬派なカメラだ。今回はOM-Dシリーズ最新機のE-M5 Mark IIをドレスアップしてみよう。

※この記事を読んで行なった行為によって生じた損害はデジカメWatch編集部、澤村徹および、メーカー、購入店もその責を負いません。また、デジカメWatch編集部および澤村徹は、この記事についての個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません。

今回のドレスアップは、E-M5 Mark IIの硬派な印象をよりパワーアップするアイテムを集めてみた。ケースはゲリズのレザーハーフケースだ。E-M5 Mark II用のブラウンケースは2種類あり、ここではシボ付きのブラウンを選んでみた。昭和一眼レフテイストの本機とよく似合うケースだ。底面が金属プレートになっており、バッテリーにクイックアクセスできる仕様が特徴だ。

ゲリズのE-M5 MarkII用ケースは税込2万3,220円。新機種への対応がスピーディだ
シボ付きのブラウンレザーを採用してる。本機のクラシカルな佇まいによく似合う
背面はオープンタイプになっており、液晶モニターの可動を妨げない仕様だ
底面はプレートになっていて、バッテリーおよびメモリカードのドアに直接アクセスできる

ストラップはアルティザン&アーティストのACAM-111を選んだ。リングガードレスタイプと名付けられた本製品は、二重リングでおなじみの当て革を廃し、代わりに根革を深めにして二重リングを覆っている。

アルティザン&アーティストのACAM-111は税込5,292円。15mm幅のアクリルテープを採用している
リングガードレスタイプのデザインを採用した。革でリングを深めに覆い、ボディとの干渉を防ぐ

昨今、カメラのストラップ穴が小さくなる傾向にあり、そのため当て革があると二重リングがうまく通らない。そうしたマイナートラブルへの対処だろう。根革でリングを半分ほど覆っているため、ボディへの接触も最小限で済みそうだ。ただし、革でリングを覆っている面積が広い分、リングの動きが渋い。ストラップをひんぱんに着脱する場合は多少の不便を感じるだろう。使用スタイルと相談して購入を検討しよう。

レンズは中一光学のフリーウォーカー42.5mm F1.2を合わせている。マイクロフォーサーズマウントの大口径中望遠レンズだ。先細りのズミクロンを彷彿とさせ、なかなか面構えが良い。ブラックの質感やサイズも含め、E-M5 Mark IIとバランスの良い中望遠レンズだ。

フリーウォーカー42.5mm F1.2は焦点工房にて税込4万2,800円。大口径中望遠レンズとしてはこなれた価格だ
マイクロフォーサーズ機に装着すると、35mm判換算85mm相当となる

近年、中一光学はフルサイズ対応の大口径レンズ、スピードマスターシリーズが好調だ。手堅い性能のMFレンズを、手頃な価格で提供するメーカーとして定着しつつある。本レンズもそうした流れの一本と思いきや、実はけっこうなクセ玉だ。開放ではソフトフォーカスレンズのように滲み、F2.8あたりまでその滲みが残る。以降、絞り込むほどにシャープさとコントラストを増していくが、開放とのギャップの大きなレンズだ。

これだけギャップがあると、開放で女性ポートレート、絞って男性ポートレートといった使い分けも可能だろう。オールドレンズではこうしたレンズもめずらしくないが、新品購入できるクセ玉は貴重な存在である。

E-M5 Mark II / Freewalker 42.5mm F1.2 / 1/8,000秒 / F2 / ±0EV / ISO200 / WB:オート
E-M5 Mark II / Freewalker 42.5mm F1.2 / 1/8,000秒 / F1.4 / -1EV / ISO200 / WB:オート
E-M5 Mark II / Freewalker 42.5mm F1.2 / 1/5,000秒 / F1.2 / -0.7EV / ISO200 / WB:オート
E-M5 Mark II / Freewalker 42.5mm F1.2 / 1/8,000秒 / F1.2 / ±0EV / ISO200 / WB:オート
E-M5 Mark II / Freewalker 42.5mm F1.2 / 1/8,000秒 / F1.2 / ±0EV / ISO200 / WB:オート
E-M5 Mark II / Freewalker 42.5mm F1.2 / 1/5,000秒 / F2 / ±0EV / ISO200 / WB:オート

澤村徹

(さわむらてつ)1968年生まれ。法政大学経済学部卒業。ライター、写真家。デジカメドレスアップ、オールドレンズ撮影など、こだわり派向けのカメラホビーを提唱する。2008年より写真家活動を開始し、デジタル赤外線撮影による作品を発表。玄光社「オールドレンズ・ライフ」シリーズをはじめ、オールドレンズ関連書籍を多数執筆。http://metalmickey.jp