デジカメドレスアップ主義

フード病を発症しました!

α7S + Heliar 40mm F2.8

  • ボディ:ソニー α7S
  • レンズ:フォクトレンダー ヘリアー 40mm F2.8
  • マウントアダプター:フォクトレンダー VM-Eクローズフォーカスアダプター
  • ステップアップリング:八仙堂 37-40.5mm ステップアップリング
  • フィルター:B+W 49mmフィルター(フィルター枠のみ使用)
  • フード:ユーエヌ クラッシックメタルレンズフード レザートーン ネット限定発売(40.5ミリ径)
  • フード:YAMAスペシャルパーツ 40.5mm標準フード
  • フード:アルパ 小口径用フード
  • ケース:ユリシーズ α7/α7R/α7S ボディスーツ

 フォクトレンダーからドレスアップ向けのレンズが登場した。ヘリアー40mm F2.8はVM-Eクローズフォーカスアダプター専用の沈胴式レンズだ。そのクラシカルなスタイルもさることながら、標準でレンズフードがふたつも付属している。片やニッケル仕様のストレート型、もう一方はマニアに人気のドーム型だ。カメラドレスアップファンを狙い撃ちした、もはや確信犯ではなかろうかと疑いたくなる。今回はヘリアー40mm F2.8をベースに、さらなるフード三昧のドレスアップを楽しんでみよう。

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 ヘリアー40mm F2.8はレンズ先端に37mm径のネジ切りがある。37mm径のフードは意外と選択肢が少ないので、ステップアップリングを使って40.5mmに口径を広げてみた。40.5mm径はレンジファインダー機用レンズではポピュラーな口径で、フードの選択肢が一気に増える。今回は40.5mm径のフードを集めてみた。

 ひとつ目はYAMAスペシャルパーツの40.5mm標準フードだ。パンチングスタイルが印象的な丸型フードで、ワイドストラップや光沢の強いレザーケースなど、ハード目のドレスアップに合わせてもしっかりと存在感をアピールしてくれる。

ヘリアー40mm F2.8は税込4万9,680円。装着している八仙堂の37-40.5mmステップアップリングは税込500円
YAMAスペシャルパーツの40.5mm標準フードはヤフオクにて6,000円。パンチングが勇ましい

 二例目はユーエヌのレザートーン仕様のクラッシックメタルレンズフードだ。クラシックカメラ用フードとしてはおなじみの三穴スリットスタイルに、レザートーン塗装を施してある。クラカメ風ドレスアップによく似合うフードだ。本製品はネット限定販売で、40.5mm径以外に46mmと49mmをラインアップしている。

ユーエヌのレザートーン仕様のクラッシックメタルレンズフードはネット限定販売で2,980円
トラディッショナルな三穴スリットフードにレザートーン塗装を施してある

 三つ目はアルパの小口径用フードを合わせてみた。内側に板バネを仕込んだカブセ式のフードだ。ステップアップリングの外周とサイズが合わなかったので、B+Wの40.5mmフィルターの枠を付け、その上からかぶせている。クラカメ用アクセサリーはパーツ流用で工夫しながら装着しよう。

アルパの小口径用フードをはめこんでみた。ケラレなしで撮影できる
アルパフードはB+Wの40.5mmフィルターの枠の上から装着した
純正のドーム型フードを装着。シンプルかつマニアックで収まりの良いスタイルだ
ストレート型フードはニッケル仕上げという点がマニアの琴線に触れる

 レザーケースはユリシーズのα7シリーズ用のボディスーツを合わせた。本製品は「コンタックスNレンズが無改造で復活」で一度紹介したことがあるので、ケースの仕様についてはそちらを参照してほしい。

ユリシーズのα7ボディスーツ(オープンタイプ)は税込1万5,336円。フルカバードタイプもある
使用数カ月でネイビーがだいぶ黒っぽくなった。プエブロはエイジングの進みが早い

 今回は同種のネイビーを装着しているが、写真を見てもわかるように、ほぼ黒に近い見え方だ。入手してから3〜4カ月ほど使用しただけで、当初のネイビーからずいぶんと深い色合いになった。同社が用いるプエブロはエイジングしやすいレザーだけに、こんなに早く表情の変化を楽しめるわけだ。

 ヘリアー40mm F2.8は、そこはかとなく懐かしさを感じさせる描写だ。シャープネスは硬くなりすぎず、発色もほどよく地味な雰囲気がある。コントラストや逆光性能は申し分なく、甘くなりすぎないところもよい。なによりも開放で適度な周辺減光があり、ノスタルジックな絵が撮れる。オールドレンズファンが好みそうな描写である。

α7S / Heliar 40mm F2.8 / 1/400秒 / F4 / 0EV / ISO100 / WB:オート
α7S / Heliar 40mm F2.8 / 1/320秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / WB:オート
α7S / Heliar 40mm F2.8 / 1/1,250秒 / F5.6 / +0.7EV / ISO100 / WB:オート
α7S / Heliar 40mm F2.8 / 1/1,250秒 / F2.8 / +0.7EV / ISO100 / WB:オート
α7S / Heliar 40mm F2.8 / 1/1,000秒 / F2.8 / 0EV / ISO100 / WB:オート
α7S / Heliar 40mm F2.8 / 1/125秒 / F2.8 / +0.7EV / ISO100 / WB:オート

【10月10日1時40分】記事初出時、ユリシーズα7ボディスーツの素材をブッテロと記載していましたが、正しくはプエブロでした。該当部分を修正しています。

澤村徹

(さわむらてつ)1968年生まれ。法政大学経済学部卒業。ライター、写真家。デジカメドレスアップ、オールドレンズ撮影など、こだわり派向けのカメラホビーを提唱する。2008年より写真家活動を開始し、デジタル赤外線撮影による作品を発表。玄光社「オールドレンズ・ライフ」シリーズをはじめ、オールドレンズ関連書籍を多数執筆。http://metalmickey.jp