フォトアプリガイド

FotoSwipe

スマホ同士で写真をドラッグ&ドロップ ありそうでなかった転送アプリ

今回紹介する「FotoSwipe」は、同アプリをインストールしたiOS/Android端末内の画像データを、同じく同アプリをインストールした端末へとドラッグ&ドロップでコピーできるアプリだ。

価格は無料。試用バージョンは1.0.5。

「FotoSwipe」の特徴は、移動元、そして移動先となる端末に特別な設定を行なう必要がないこと。位置情報を利用して端末同士を認識させるという本アプリの性質上、位置情報を有効化する必要はあるものの、それ以外の設定は不要だ。

ただし、画像データの移動にはインターネット接続が必要になる。

本アプリで注意したいのが、オリジナルサイズで画像を転送できないという点だ。設定画面に「Higher Photo Quality」という高画質設定があるものの、これはオリジナルサイズを意味しない。

具体的には、iPhone 6 Plusで撮影した2,448×3,264ピクセルの写真データを転送したところ、806×1,074ピクセルへとスケールダウンしている。また、「Higher Photo Quality」を有効化して転送したところ、1,020×1,359ピクセルとなった。

オリジナルサイズで転送したい場合は、別の手段を考えなくてはならない。

転送時のセキュリティ設定も行なえる。「Secure Transfer」を有効にすると、任意のPINコード(暗号キー)が設定できるようになる。

あとは、移動元になる端末で画像を選択し、移動先の端末へとドラッグ&ドロップ(スワイプ)すると、転送が開始される。

なお、一度に転送できるのは10枚までだ。

ちなみに、肝心の転送速度はというと、1枚の転送で約15秒程度。上記の「Higher Photo Quality」を有効にした場合で約27秒だった。これは通信環境に影響するので、環境が整っていればもっと早くなるかもしれない。

本アプリは設定箇所が極めて少なく、送信者/受信者がアプリを導入しているだけで手軽に画像データを転送できるというメリットがある。アプリも無料であり、そういった意味では敷居の低いアプリといえる。使い方も簡単なので、人を選ばず使えるだろう。

一方でオリジナルサイズで画像を転送できないという課題もある。この点は今後のアップデートに期待したいところだ。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。