フォトアプリガイド

Gyro Cropper(iOS)

「トリミングのみ」という潔さ。シンプルで使いやすい単機能アプリ

今回紹介する「Gyro Cropper」は、画像のトリミングに特化した画像編集アプリだ。明るさ補正やエフェクトといった機能を搭載せず、トリミングに関する機能しか搭載していない。こうした単機能のアプリは、お気に入りの他のアプリと組み合わせて使えるのが特徴だ。

価格は100円。試用バージョンは1.5.0。

起動したら、トリミング対象となる画像を指定する。

この時、通常は「写真アルバム」から端末内の画像を指定することになるが、Gyro Cropperの制作元である有限会社ファングのコラージュアプリ「Twin Collage」を導入していれば、そちらとも連携できる。

ちなみに「Twin Collage」とは、2枚の画像を繋げる画像加工アプリ。余白を作って1:1の正方形画像が作成できるほか、縦・横長の合成画像が作成できる。

画像を取り込んだら、スライダーを使って比率を変更する。この時、スライダーの左右にあるアイコンをタップしても比率変更は可能だ。

スライダーを使って変更する際は、任意の比率に微調整できるが、アイコンを使うと9:16、2:3、3:4、4:5、6:7、1:1、7:6、5:4、3:2、16:9といった具合に切り替わる。

なお、アイコンはロングタッチすることでオリジナル比率に戻せる。

画像の回転などはタップ操作によって行なえるが、「常時回転モード」を起動すると、端末を傾けて回転させられる。

また、タップした時だけ回転する「タップ回転モード」や、Photoshopの「ものさし」のような使い方で水平・垂直をとれる「線引き回転モード」などもある。

「オートフィット/自由配置」機能を使うと、元画像の縁に合わせてトリミング枠をフィットさせられる。比率変更や拡大・縮小後などで大きく表示されている時に便利な機能だ。

また、アイコンをロングタッチすると「自由配置」に切り替わり、タップ操作で好きなポジションに画像を配置できるようになる。

Gyro Cropperの制作元、ファングのアプリと連動する外部編集機能も搭載している。同社のアプリはいずれもシンプルな機能を特徴とするが、アプリそれぞれと連携できるという特徴がある。

編集し終えたら、「編集結果の保存と送信」をタップしてカメラロールに保存、FacebookやTwitterへ投稿しよう。この時も、同社のアプリ「正方形さま」が選択できる。

「Gyro Cropper」は、単体としてはとてもシンプルなトリミングアプリとして機能する。縦横比を細く指定ができるという特徴があり、ニッチな比率の画像を作成できるのは面白いところだ。

本アプリはファングの他アプリと連携することでその真価を発揮しそうだ。必要なアプリを組み入れて、自分なりの編集環境を整えたい人にはうってつけのアプリといえるだろう。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。