写真展
米戸忠史写真展「銀色の記憶」
(ニコンサロン)
Reported by 本誌:河野知佳(2015/6/1 08:00)
![](https://asset.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/703/276/001.jpg)
作者は自分が見たもの、あるいは感じたものにカメラを向け、シャッターを切ってきた。それらは決して絶景ではなく、いわゆる決定的瞬間でもない。その時、その場所にいた、そして見た、感じたということだ、と思っている。
作者は、モノクローム写真に強い興味を持っている。それは明快であり、かつどこまでも広がり続けるもの。現実を想像の空間に変えることができるものである。
長い間、カメラとともに見つめてきた世界、何かを求め続けているということ以外に確信もなく、日常と非日常を行ったり来たりしている。これらの写真は作者の曖昧な銀色の記憶である。
モノクロ30点(予定)。
(写真展情報より)
会場・スケジュールなど
- ・会場:ニコンサロンbis大阪
- ・住所:大阪市北区梅田2-2-2ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階
- ・会期:2015年6月11日木曜日~2015年6月17日水曜日
- ・時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
- ・休館:会期中無休
- ・入場:無料
作者プロフィール
1950年大阪生まれ。60年にフジペットにて初めて写真を撮り、30代前半に約3年間、光芸クラブにて写真家・岩宮武二氏の指導を受ける。2001年須田一政塾大阪一期に参加し、写真家・須田一政氏の指導を受ける。
主な写真展に、2001年「COOL」(NADAR/OSAKA)、03年「SCENE」(NADAR/OSAKA)、08年「モノクロームの旅」(オリンパスプラザ大阪オープンフォトスペース)、10年「モノクロームの旅2」(オリンパスプラザ大阪オープンフォトスペース)。11年「銀色の刻」(Photo Gallery 壹燈舎)、12年「モノクロームの旅3」(オリンパスプラザ大阪オープンフォトスペース)、13年「モノクロームの旅」(オリンパスギャラリー東京、オリンパスギャラリー大阪)、その他グループ展等多数参加。