写真展告知

久保圭一写真展「潮まかせ 風まかせ」

(ニコンサロン)

私は生まれ育った地域の撮影をライフワークとしている。今作では三重県南部の漁師町を中心に撮影を行った。

撮影をしていると村の人々が声をかけてくれ、夏の暑い日には冷たいお茶を、寒い日には温かいコーヒーを振る舞ってくれる。また、集落から集落の山道を歩いているときには、次の場所まで車で送ってくれる人もいた。人々のやさしさに惹かれ、土地の豊かさに魅了され、私はここに頻繁に通うようになった。

この地域には定置網(大敷)があるのだが、それはかつて行われていたように、集落共同で運営を行う地網の意味合いが強い。ここには助け合いの精神が息づいている。沿岸漁業は潮任せ、いい潮がくれば魚が獲れる。魚が獲れないといって自然に対して怒ってもしょうがない。

不漁が続いても良い潮が来て大漁になれば、みんな笑顔。大漁旗を揚げて入ってくる船。そこで待つ人々。漁師町全体が笑顔に包まれる。(久保圭一)

カラー約45 点。

銀座ニコンサロン 2017年1月 - 写真展 - ニコンサロン|ニコンイメージング

会場・スケジュールなど

  • ・会場:銀座ニコンサロン
  • ・住所:東京都中央区銀座7-10-1STRATA GINZA(ストラータ ギンザ)1・2階
  • ・会期:2017年1月5日(木)~1月17日(水)
  • ・時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
  • ・休館:会期中無休
  • ・入場:無料

作者プロフィール

973年和歌山県古座川町生まれ。那智勝浦町在住。主な写真展に、2010年「時を忘れしまち」(リコーフォトギャラリーRING CUBE/銀座)、12年「うみとやまのあいだにあるもの」(キヤノンギャラリー銀座/銀座、キヤノンギャラリー名古屋/名古屋)、13年フォト・プレミオ 2013「あるべきようわ」(コニカミノルタプラザ/新宿)、14年「やさしさ」(伊勢和紙ギャラリー/伊勢市)がある。