【CP+】ニッシンジャパン、新マシンガンストロボ「MG10」を展示

ニッシンジャパンのブースでは、グリップ型ストロボ「MG10」が製品版に近い形で展示されていた。

MG10は、かつての同社の「マシンガンストロボ」ことMG8000の後継モデルという位置づけの大光量ストロボ。2018年夏の発売が予定されている。価格は未定だが6～7万円程度になる見込みという。

最大ガイドナンバー80（165Ws）で、大光量が必要となる日中シンクロや集合写真、報道分野といった用途も想定する。

グリップタイプとしたことで、MG10を単体で手に持ってのオフカメラライティングにも好都合とのこと。グリップ部分上部にワイヤレスレリーズボタンを備えており、カメラから離れてのレリーズができるようになっている。

発光部は2つの高耐熱クォーツチューブを搭載し、光量と連続発光性を高めた。その両脇にはLEDを備えており、モデリングランプや動画撮影時の定常光として使用できる。

本体に操作部はなく、無線リモコンのAir10sで光量などの調節を行う。電動のズーム機能もあり、レンズに合わせた照射角を自動で設定可能。

電源は単3電池×8本か26650タイプの市販リチウムイオン充電池×2本。26650電池を使用する場合は、オプションのバッテリーカートリッジを利用する。

26650をバッテリーカートリッジに入れたもの。

MG10をトイガンに装着したワンオフ品を3月4日（日曜）12時30分からのステージにおいて、モデルが持って登場するという。講師はえはらあいさん。「マシンガンストロボ」と「マシンガン」を掛けて作られたもので、トイガンメーカーとして知られる東京マルイが製作に協力している。

またブースには参考出品として、レフホルダーが展示されていた。別売のスタンドに装着することでレフ板を保持するもの。アシスタントのいない撮影などに向ける。パイプ部分をカーボン製にして軽量化を図った。伸縮式で収納時は50cm以下、最大に伸ばすと120cmのレフ板まで保持できる。発売は未定。

また、同じく発売未定の参考出品としてアンブレラが展示。トランスルーセントの他、銀や白のタイプもあった。

ステージも盛況。取材時には杉山雅彦さんがデモンストレーションを行っていた。