イベント告知
日本カメラ博物館、「カメラ故郷に帰る 愛好家が巡るカメラ母国紀行」展
カメラとその製造国で撮った写真44点を展示
2017年3月16日 14:44
日本カメラ博物館は、特別展「カメラ故郷に帰る 愛好家が巡るカメラ母国紀行」を4月4日(火)から7月2日(日)まで開催する。
今回の特別展は、医師でありカメラ愛好家の竹内久彌氏のカメラコレクションと、竹内氏が19年の歳月をかけて実際にそのカメラの製造国44カ国に足を運んで撮影した写真作品で構成されています。
1888年にイーストマン・コダックから初のロールフィルム専用カメラ「ザ・コダック」が発売されて以来、写真撮影は広く普及し、世界各国で多くのフィルムカメラが製造されました。竹内氏はそのようなフィルムカメラ全盛の時代に、どのような国でカメラが作られていたのかを知りたいと願い、世界各国のカメラを集めるとともに、その国とカメラとの関係をより深く理解するためにカメラを製造国へと持ち帰り、19年の歳月をかけ44の国や地域を訪ね、写真を撮影しました。
今回の展示では、竹内氏がコレクションした世界44か国のカメラと、カメラ製造国で撮影した写真作品をカメラとともに紹介いたします。
展示予定カメラには、リヒテンシュタイン公国の「レクタフレックス40000」、中華人民共和国の「上海58-II」、アメリカの「アーガスC3」、ブラジルの「カプサ」、フランス領モロッコ(現モロッコ王国)の「ベビ・ランクス」、オーストラリアの「スポートショット・シニア・トゥエンティ」がある。
日本カメラ博物館の所在地は、東京都千代田区一番町25番地 JCII一番町ビルB1。開館時間は10時〜17時。5月1日を除く毎週月曜休館(月曜祝日の場合は翌日休館)。入場料は一般300円、中学生以下無料。