フォトコンテスト

第50回キヤノンフォトコンテスト

歴史あるアマチュア向けコンテストが大規模リニューアル

本コンテストは、これまで「自由部門」「ネイチャー部門」「スポーツ部門」の3部門から作品を募集しておりました。本年は第50回目となる記念すべき開催年となるため、コンテストの内容を大きく変え、「自由部門」「風景部門」「スポーツ部門」「乗り物部門」「生きもの部門」「部門」「アンダー30部門」の7部門にて作品を募集、また賞金・副賞も大幅に変更いたします。すべての応募作品を第一線で活躍するプロの写真家が審査し、各部門でゴールド賞、シルバー賞、ブロンズ賞、佳作を選出するとともに、最も優れた作品を「グランプリ」、それに続く作品を「準グランプリ」として表彰します。

キヤノン:第50回キヤノンフォトコンテスト|募集概要

第49回キヤノンフォトコンテストグランプリ作品 甲斐靖一「峡谷の蛍」(宮崎県)

コンテスト名

第50回キヤノンフォトコンテスト

受付期間

2016年5月2日(月)~8月31日(水)

結果発表

入賞者には10月中旬に通知。

入賞作品はコンテストホームページ、キヤノンフォトサークル会報誌別冊「入賞作品集」にて掲載、発表。また12月より全国のキヤノンギャラリーにて巡回作品展が行われる。

応募資格

日本国内在住のアマチュアの方

応募点数

1部門10作品まで。複数部門への同時応募も可能。

応募部門

自由部門

スナップ・ドキュメンタリー・イメージクリエイト作品など

風景部門

自然風景・花

スポーツ部門

スポーツ・モータースポーツなど

乗り物部門

鉄道・飛行機・船など

生きもの部門

動物・鳥・昆虫・水中生物など

ポートレート部門

人物・子どもなど

アンダー30部門

テーマ自由。(応募資格:1985年5月2日以降生まれの方)

賞品(自由・風景・ポートレート部門)

ゴールド(1名)

・賞金10万円
・賞牌、賞状
・EOS 5D Mark III・EF24-105mm F4L IS USM

ゴールド(2名)

・賞金10万円
・賞牌、賞状
・EOS 80D・EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM

ブロンズ(3名)

・賞金10万円
・賞状
・PowerShot G1 X Mark II

佳作(5名)

・賞状
・PIXUS PRO-10S

賞品(スポーツ・乗り物・生きもの部門)

ゴールド(1名)

・賞金10万円
・賞牌、賞状
・EOS 7D Mark II・EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM

ゴールド(2名)

・賞金10万円
・賞牌、賞状
・EOS 80D・EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM

ブロンズ(3名)

・賞金10万円
・賞状
・PowerShot G1 X Mark II

佳作(5名)

・賞状
・PIXUS PRO-10S

アンダー30部門

ゴールド(1名)

・賞金10万円
・賞牌、賞状
・EOS 80D・EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM

ゴールド(2名)

・賞金10万円
・賞牌、賞状
・EOS Kiss X8i・EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM

ブロンズ(3名)

・賞金10万円
・賞状
・PowerShot G7 X Mark II

佳作(5名)

・賞状
・PIXUS iP8730

グランプリ・準グランプリ

全ジャンルの応募作品のなかから、もっとも優れた作品に贈られる。

グランプリ(1名)

・賞金100万円
・賞牌、賞状
・EOS-1D X MarkII ボディー

準グランプリ(1名)

・賞金50万円
・賞牌、賞状
・EOS 5Ds ボディー

審査員(自由部門)

齋藤康一

1935年東京都生まれ。1959年日本大学芸術学部写真学科卒業。在学中より林忠彦、秋山庄太郎氏の助手を務め、その後フリー。週刊誌月刊誌などに数多くの人物写真、ルポルタージュを掲載。1965年より中国各地を約80回取材。写真集「1965年中国」、「蘇州にて」、「上海 '92-'93 」、「北京 '95-'96」、「先輩 後輩 仲間たち」、「昭和の肖像」、「写真家達の肖像」等々。写真展多数。第七回講談社出版文化賞受賞。1988年日本写真協会年度賞受賞。2014年飯田市藤本四八写真文化賞受賞。

公文健太郎

1981年生まれ。1999年から、ネパールを舞台にドキュメンタリー写真を撮り続け、写真集やエッセー、写真展などで発表。近年は日本の『農』をテーマに制作を続けている。2016年発表予定。著書に写真集『大地の花』『BANEPA』、写真絵本『だいすきなもの』、フォトエッセー『ゴマの洋品店』などがある。2012年日本写真協会新人賞受賞。

審査員(風景部門)

米美知子

1967年東京都生まれ。1996年独学で写真をはじめる。アマチュア時代には全国規模コンテストで数々の賞を受賞。「夢のある表情豊かな作品」をテーマに日本の森と色彩美を撮り続けている。著書「森に流れる時間」(文一総合出版)、「素敵な自己表現」、「素敵なタイトルの付け方」(日本写真企画)、「情景探し」(アスキーメディアワークス)など多数。日本写真家協会会員、日本写真協会会員。

福田健太郎

1973年埼玉県川口市生まれ。幼少期から自然に魅かれ、自然、風景、人に出会いたく、18歳から写真家を志す。1994年、写真家 竹内敏信氏のアシスタントを経てフリーランスの写真家として活動を開始。自然の巡る姿をとおして、いのちの輝きを見つめ続けている。写真集に「泉の森」、「春恋し-桜巡る旅-」など。写真展多数開催。

審査員(スポーツ部門)

薬師洋行

富山県出身。京都外国語大学、東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業。1969年以降はスキーワールドカップ、五輪を15回(うち冬季五輪は12回)、その他世界選手権など多くのスポーツ世界大会を取材。スポーツに限らず2007年からは京都・祇園祭も撮影している。世界スポーツプレス協会、日本スポーツプレス協会会員。

高須力

1978年、東京都出身。2002年に独学で写真をはじめる。JCII主催「水谷塾」3期生。ライフワークとしてセパタクロー日本代表を追いかけている。日本スポーツプレス協会、国際スポーツプレス協会会員。2007年、2013年にキヤノンギャラリー銀座他にて個展を開催。主な著書に「浅田真央公式写真集“MAO”」、「寺川綾公式フォトエッセー“夢を泳ぐ”」など。

審査員(乗り物部門)

櫻井寛

1954年、長野県生まれ。高校時代に鉄道写真に魅せられ、日本大学芸術学部写真学科へ。1990年よりフリーランスとして独立し、世界中の鉄道の撮影を続ける。訪れた国は90カ国以上。1994年、『鉄道世界夢紀行』で第19回交通図書賞受賞。写真集・著書多数。

チャーリィ古庄

1972年東京都生まれ、旅客機専門の航空写真家。世界で最も多くの航空会社に搭乗したギネス世界記録を持つ。主に国内外の航空会社、空港などの広報宣伝写真撮影、航空雑誌の撮影を行っている。軽飛行機の操縦資格を持つほか、旅客機関連の著書、写真集は20冊ほどある。写真集「WORLD JET TOUR」(イカロス出版)など。EOS学園東京校講師。

審査員(生きもの部門)

嶋田忠

1949年、埼玉県生まれ。日本大学農獣医学部卒業後、動物雑誌「アニマ」(平凡社)創刊に参加。以後、野鳥を中心に独自の世界を開拓し、熱帯雨林や道内で意欲的に撮影を行っている。主な写真集・写真絵本に『火の鳥アカショウビン』『鳥 野生の瞬間』『カムイの夜シマフクロウ』『バシリスク・水上を走る忍者トカゲ』『カワセミ・青い鳥見つけた』『凍る嘴・厳冬のハンター ヤマセミ』など。太陽賞、日本写真協会新人賞、日本写真協会年度賞、日本絵本賞大賞を受賞。映像作品では、アジア映像祭自然部門準グランプリ、アメリカ国際映像フェスティバル自然部門グランプリ、アジア・テレビ祭自然番組部門最優秀賞など、国内外で受賞。2014年12月北海道千歳市に『嶋田忠ネイチャーフォトギャラリー』を開館。

福田幸広

しあわせ動物写真家。1965年東京都生まれ、日本大学農獣医学部卒業。北海道のタンチョウに憧れ、動物写真家になる。「山もいいけど、海もいい!」をモットーに好きな動物のいる場所で心行くまで撮影するスタイルを貫いている。2015年には撮影に6年間を要して刊行した写真絵本「オオサンショウウオ」が小学館児童出版文化賞を受賞。2016年春、ナショナルジオグラフィックより「動物たちのしあわせの瞬間」を刊行。

審査員(ポートレート部門)

齋藤清貴

東京都生まれ。株式会社SCOPEを立ち上げ、現在に至る。広告、CDジャケット、舞台ビジュアル、映画制作物などポートレートを中心にジャンルを問わず活躍中。風景や人物の瞬間の表情を切り取る感性には定評がある。映画「恋愛寫眞」ではニューヨークで6万枚以上の写真を撮影し、注目される。また、テレビ朝日『ロンドンハーツ「奇跡の一枚」』の企画をすべて担当し、撮影している。著書には「いきなり上手くなる!プロのデジカメ写真術」など。

古賀絵里子

1980年、福岡県生まれ。上智大学フランス文学科卒業。2004年、フォト・ドキュメンタリー「NIPPON」受賞。2011年、写真集『浅草善哉』を発表し、2012年「さがみはら写真新人奨励賞」を受賞。2014年「日経ナショナルジオグラフィック優秀賞」受賞。2015年、写真集『一山』(赤々舎)を出版、「KG+AWARD」グランプリ受賞。「厚生労働省社会保障審議会児童福祉文化財」特別推薦受賞。2016年、「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」にて新作『Tryadhvan』を発表。国内外で個展、写真展を多数開催。フランス国立図書館、清里フォトアートミュージアムなどに作品収蔵。作品発表の傍ら、写真講師、テレビ出演や執筆などもしている。京都市在住。

審査員(アンダー30部門)

公文健太郎

自由部門と兼任。

古賀絵里子

ポートレート部門と兼任。

応募規定

35mmサイズ以下の撮像素子のデジタルカメラ、または、35mmサイズ以下のフィルムカメラで撮影された未発表作品。

SNSなどで過去に発表された作品は、削除済みであっても応募はできない。

応募方法

コンテストページより応募票をダウンロードし、プリントアウトした作品と共に郵送。

(本誌:河野知佳)