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TECHART「LM-EA7」がAF→MF微調整に対応

AF駆動時のモーター音が静かに ピントが迷う現象も改善

焦点工房は4月21日、同社が扱うTECHART製マウントアダプター「LM-EA7」のファームウェアVer.2.00が公開されたと発表した。

更新内容は以下の通り。

・F2.0より明るいレンズ使用時にピントが迷うという現象がありましたが、一部のレンズで改善した。

・「周辺光量補正」の設定を「オート」にして撮影すると円形状の模様が写り込むという現象を解消した。

・AF駆動時のモーター音が、初期バージョン(Ver1.0)より静かになった。

・AFでピントを合わせて、さらにMFで微調整できるモードを追加した。

 (DMFのような感覚で撮影できます)

 【設定方法】

 1.カメラ側の絞り値をF45に設定します。

 2.シャッターを切ります。

・使用中にブラックアウトする頻度が少なくなった。

TECHART LM-EA7 ファームウェアアップデート: Ver.2.00 公開!

アップデートは、専用アプリをインストールしたスマートフォンとマウントアダプターをBluetoothで接続して行う。なおDMFとは、ソニー製のカメラに搭載されている「ダイレクトマニュアルフォーカス」のことで、AFでピントを合わせた後にMFで微調整できる機能。

LM-EA7はソニーα7 II、α7R II、α6300で、MマウントレンズがAFで使えるマウントアダプター。発売は3月。実勢価格は税込4万7,520円前後。

(本誌:武石修)