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【CP+2016】マウスコンピューター、クリエイター向けノートPC「DAIV」

GeForce GTX 965M、メモリ16GB、ノングレアIPS液晶、UHS-II SDカードリーダーなど

マウスコンピューターは、3月下旬に発売予定のクリエイター向けBTO PC「DAIV」(Dynamic Approach Imagery of Visual)シリーズに属するノートおよびデスクトップPCを展示し、RAW現像処理時のパフォーマンスの高さをアピールしていた。

DAIV-NG5600S1

クリエイター向けノートPC「DAIV-NG5600S1」は、CPUにデスクトップ用のCore i7-6700を採用。sRGB100%の色域をカバーする15.6型ノングレアIPS液晶ディスプレイを備える。ビデオカードにGeForce GTX 965Mを搭載し、DisplayPortやHDMI 2.0による外部出力が可能となっている。

標準構成時の主なスペックは、メモリが16GB(8GB×2)、UHS-II対応のSDカードリーダーを内蔵。ストレージは240GB SSD、OSはWindows 10 Home 64bit。電源の駆動時間は約2.5時間、重量は約3.4kg。価格は税別19万9,800円。

DAIV-DGZ500S1-RAW

デスクトップPCの「DAIV-DGZ500S1-RAW」も基本的な構成は同様だが、5インチベイには3.5インチHDDのリムーバブルベイを備えている。また、ビデオカードをデスクトップ向けのGeForce GTX 950としているほか、ストレージにはSSDに加えて2TBのHDDを追加した。ケースの角には転がして移動できるキャスターを備えた。価格は16万9,800円。

説明員によれば、2,000〜3,000万画素を超えるイメージセンサーを搭載した最新機種で撮影した写真・映像の閲覧や処理にあたっては4K解像度の出力を必要とする場面が増えてきており、そういった"重い"素材の処理に対応すべく、高速なSSDや最新世代のCore i7 CPUを採用し、主に処理速度面でのストレスをなくす方向性を目指したという。

特に最近はCPUの処理速度よりもストレージへの読み込み/書き出しが速度面でのボトルネックになりやすいということで、BTOにおいてはSSDを積んだ方が快適に作業できるとのこと。両機種ともBTOにも対応しており、予算や用途に応じて仕様を変更できる。

ブースではDAIVシリーズとEIZOのカラーマネジメントモニタ「ColorEdge」を用いたRAW現像が体験できるほか、Oculus Rift DK2によるVR映像体験も実施している。

RAW現像体験を楽しめる
高いPC性能を活かして、「Oculus Rift」によるVR体験も実施していた

(関根慎一)