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バッファロー、大幅に小型化した新「おもいでばこ」

新CPUで速度向上 保存枚数が最大40万枚に

バッファローは、デジタルフォトアルバム「おもいでばこ」の新モデル2機種を3月13日に発売した。価格はオープンプライス。直販価格は「PD-1000-L」(内蔵HDDの容量2TB)が税込5万1,300円、「PD-1000」(同1TB)が税込3万7,584円。

2月24日に予告していた製品。デザインを一新したほか、性能向上を図った。

新たに高速CPUを搭載したことで、従来品よりも高速に写真と動画のサムネイルをカレンダー上に表示でき、写真や動画をすぐに見られるようになった。

また、本体のみでスマートフォンなどと直接Wi-Fi接続できる「おもいでばこスポット」機能も新搭載。インターネット回線やWi-Fiルーターが無くても、スマートフォンやタブレットで写真の保存、閲覧、編集が可能。従来機は、Wi-Fi接続する際にUSB端子に無線LAN子機を装着する必要があった。

本体のみでスマートデバイスと直接接続できるようになった

外観は従来よりも丸みをもったデザインになった。特に本体の幅を狭めたことで、従来品の54%に小型化した。

写真や動画の保存枚数は、従来品の上限である約12万枚を超える最大約40万枚に向上している。

新モデルに最適化したアプリ(Ver.4.0)も用意する。Android版は3月13日に公開し、iOS版は近日公開の予定。

同梱のリモコン

おもいでばこは、HDD内蔵のフォトストレージ。デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真を簡単に保存でき、テレビやスマートデバイスで閲覧できる。

スマートフォンからの保存は、アプリからの転送とUSBケーブルで接続する方法に対応する。なお、Windows用ソフト「おもいでばこ とりこみ・かきだしツール」を使えば、パソコンに保存しているフォルダをそのままおもいでばこのアルバムとして取り込める。

保存した写真は、おもいでばこが自動で整理してカレンダーのように表示。記念日毎の写真の自動収集やお気に入り写真だけを選んだアルバムも作れる。

SDカードスロットのほか、別売の外付けHDDにバックアップするためのUSB端子も備える。テレビとの接続はHDMIで行う。有線LAN端子も装備する。

外形寸法は154×37×118mm。引き続きリモコンが付属する。

テレビでの利用イメージ

(本誌:武石修)