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大口径広角レンズ「SIGMA 24mm F1.4 DG HSM」

Artライン新モデル サジタルコマフレアや歪曲収差を低減

シグマは2月10日、交換レンズ「SIGMA 24mm F1.4 DG HSM」を発表した。発売日は未定。価格は税別12万7,000円。キヤノン用、シグマ用、ニコン用を用意する。

35mmフルサイズに対応した一眼レフカメラ用の大口径広角単焦点レンズ。同社のラインナップでも光学性能を優先したArtラインに属する。

サジタルコマフレア、色収差、歪曲収差、周辺減光などを低減し、クラス最高レベルの光学性能を謳う。

レンズ最後部に非球面レンズを配置することで、大口径レンズで発生しやすいサジタルコマフレアを補正した。天体写真にも向くという。

レンズにはFLDガラス、SLDガラスを採用し、画面周辺部で目立つ倍率色収差を補正している。さらにレンズ第1面からの光の入射角度を緩やかにするなどして歪曲収差を補正した。

レンズ構成図

オプションの「SIGMA USB DOCK」にも対応する。

レンズ構成は11群15枚。最短撮影距離は25cm。最大撮影倍率は1:5.3。絞り羽根は9枚(円形)。フィルター径は77mm。

最大径×全長は85×90.2mm。重量は665g。花形フードが付属する。

フードを装着したところ

(本誌:武石修)