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海外発表:自分撮り液晶搭載の「FUJIFILM X-A2」

新キットレンズXC16-50mm IIを採用

富士フイルムは、「FUJIFILM X-A2」を米国で2月に発売する。価格はXC16-50mm IIキットが549.95米ドル。日本国内での発売に関するアナウンスはない。

有効1,630万画素のAPS-Cサイズ相当CMOSセンサーを搭載。仕様にX-Trans CMOSとの記載がないため、先代と見られる「FUJIFILM X-A1」(2013年7月日本発売)と同様に、一般的なベイヤー配列のカラーフィルターを採用したイメージセンサーと思われる。

ボディカラーはシルバー、ホワイト、ブラウン。チルト式モニターは上方向175度まで動く。

新開発の瞳AFに加え、オートマクロAF、マルチターゲットAFを搭載。フィルムシミュレーションには「クラシッククローム」が加わっている。

外形寸法は116.9×66.5×40.4mm、重量はバッテリー、記録メディア込みで350g。X-A1と比較すると厚さが1.4mm、重量が20g増えている。縦横サイズはX-A1と同じ。

レンズキットには35mm判換算24-76mm相当の「FUJINON XC16-50mm F3.5-5.6 OIS II」を採用。同時に、76-350mm相当の「FUJINON LENS XC50-230mm F4.5-6.7 OIS II」も発表している。ともに現行品と大きな違いは見られないが、XC16-50mm IIは最短撮影距離が広角15cm、望遠35cmに縮まっている(現行品はそれぞれ30cm、40cm)。

(本誌:鈴木誠)