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ニコン、バリアングル式モニターで最小最軽量の「D5500」を海外発表

モノコック構造採用 深さのあるグリップ部

 ニコンは1月6日、海外で「D5500」を発表した。バリアングル液晶モニターを搭載する一眼レフカメラで世界最小・最軽量とするモデル。日本国内での発売に関する情報はない。

 ボディにカーボンファイバーモノコック構造を採用したことで、薄型軽量かつ深さのあるグリップを実現したとしている。これは発売済みのフルサイズ機「D750」と同様の特徴でもある。製品画像を見ると、グリップとミラーボックス部分が飛び出して見えるほどボディが薄くなっている。

 バリアングル式の発売済みモデル「D5300」(2013年11月発売)と比べ、重量は60g軽くなっている。外形寸法は幅・高さで各1mm、奥行きは6mm縮まっている。

 また、タッチパネル式のバリアングルモニターを同社一眼レフで初採用。Wi-Fi機能も内蔵する。ボディカラーはブラックとレッドの2色。

レッド

 撮像素子はニコンDXフォーマット(APS-Cサイズ相当)の有効2,420万画素CMOSセンサーを採用。感度はISO100-25600。ローパスフィルターレスとしている。画像処理エンジンはEXPEED 4。

 連写速度は5コマ/秒。最高シャッター速度は1/4,000秒。

 ファインダーはペンタミラー式。視野率約95%、約0.82倍。アイポイントは17mm。

 60pのフルHD動画記録にも対応する。

 記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

 液晶モニターは3.2型約103.7万ドット。

 外形寸法は124×97×70mm。重量は470g(バッテリー、メモリーカード込み)、420g(本体のみ)。

(本誌:鈴木誠)