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富士フイルム、広角端24mm相当の新標準ズーム「XC 16-50mm F3.5-5.6 OIS」

絞りリングを省略。重量はXF 18-55mmの約2/3

 富士フイルムは、Xマウント交換レンズ「フジノンレンズXC 16-50mm F3.5-5.6 OIS」を9月に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は4万円前後。カラーはブラックとシルバーを用意する。

 35mm判換算24-76mm相当の画角を得られる標準ズームレンズ。同日発表の新ボディ「FUJIFILM X-M1」のキットレンズにも設定されており、キットでは7月27日に発売する(単体では9月発売)。

 Xマウント用の標準ズームレンズとしては、27-84mm相当の「XF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS」が発売済み。同じくレンズ内手ブレ補正機構を備える。

 同レンズでは小型軽量化のために絞りリングを省略。カメラ側のコマンドダイヤルで絞りを設定する。発売済みのXマウント機で使用するには、同日公開のファームウェアを適用する必要がある。

 レンズ構成は非球面3枚、異常分散1枚を含む10群12枚。7枚羽根の円形絞りを採用する。最短撮影距離は標準時にズーム全域で0.6m、マクロ時に広角側が0.3m〜10m、望遠側が0.4m〜10m。

 最大径×全長は約62.6×65.2-98.3mm(全長は広角端〜望遠端)。重量は約195g。フィルター径は58mm。

【18時20分】記事初出時に製品名を「XC 16-50mm F3.5-5.6」と記載していましたが、手ブレ補正機構「OIS」が搭載されているため、機種名・本文中の該当部分にその旨を追記しました。

(本誌:鈴木誠)