Cerevo、無線LANデジカメ「CEREVO CAM」の予約分出荷を開始


 Cerevoは15日、ネットワーク対応デジタルカメラ「CEREVO CAM」の予約分出荷と一般販売を開始した。価格は1万9,999円(送料別)。直販の「Cerevo Store」および楽天市場の「Cerevo Store」で取り扱う。Amazon.co.jpでも入荷次第販売を開始するとしている。

 カラーはホワイトとブラック。ブラックは1,000台限定で、直販のCerevo Storeでのみ販売する。

CEREVO CAM(ホワイト)CEREVO CAM(ブラック)
背面

 8月に発表し、24日に予約受付を開始した製品。IEEE 802.11n ドラフト2.0およびIEEE 802.11b/g準拠の無線LANを搭載。使用者の撮影時間帯を学習し、カメラ未使用時に自動的に写真管理サービス「CEREVO LIFE」へアップロードする機能を備える。イー・モバイル端末とのUSB接続による3G通信にも対応しており、ファームウェアの更新による対応端末の拡充を行なうとしている。

 CEREVO LIFEでは、撮影画像の管理のほかに、Webブラウザ上でトリミング、回転、グレースケール化、ブラ―、エッジ強調などのレタッチを施せるほか、バッテリー残量の確認も可能。アップロードの完了やバッテリー残量の減少をメールで通知する設定も行なえる。

 また、CEREVO LIFEを経由して写真共有サイト、SNS、ブログなどへ画像の自動投稿が可能。対応サービスはmixi、 livedoor blog、はてなダイアリー、Twitter、tumblr、フォト蔵、Flickr、Picasaウェブアルバムなど。

 CEREVO CAMの撮像素子は900万画素のCMOSセンサー。レンズは35mm判換算42mm相当の固定焦点。液晶モニターは11.5万ドット(480×240ドット)の2.4型。感度はISO100~1600。マイクとスピーカーを搭載し、動画対応ファームウェアを配布予定。

 電源は内蔵のリチウムイオンポリマー充電池。ACアダプターが付属し、USB接続でPCからの給電も可能。本体サイズは120×60×16mm。重量は117g(バッテリー含む)。

 なお同日より「ソーシャルメディアで一躍有名になったホワイトハウスのあの人」にCEREVO CAMを届けるプロジェクトを開始。同社のTwitterアカウントで詳細を随時発信していくという。



(本誌:鈴木誠)

2009/12/15 16:26