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手ブレ補正搭載のタムロン90mmマクロがリニューアル

シフトブレに対応 防塵防滴構造に

キヤノン用

タムロンは、「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD」(Model F017)のキヤノン用とニコン用を2月25日に発売する。メーカー希望小売価格は税別9万円。

同社の定番マクロレンズと言われる「SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1」(Model 272E。手ブレ補正搭載前のタイプ)を刷新した「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD」(Model F004、2012年発売)のリニューアル版。

参考:SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1(Model 272E)
参考:SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)

前モデルのModel F004から手ブレ補正機能を向上し、外装デザインを2015年リリースの新SPシリーズ(35mm、45mmが発売済み)に揃えた。手ブレ補正搭載前のModel 272Eは併売する。また、ソニー用(手ブレ補正VCを非搭載)も順次発売する。

手ブレ補正機構はこれまでジャイロセンサーで角度ブレのみ検知していたが、Model F017では新たに加速度センサーを搭載して「シフトブレ」にも対応した。補正効果はシャッタースピード3.5段分。

AF駆動のUSD(超音波モーター)の制御ソフトも改善し、AFの合焦速度や精度が向上したという。フォーカスリミッターとフルタイムマニュアル機構も装備する。

基本的なレンズ系は手ブレ補正を初搭載した前モデルのModel F004を継承。特殊硝材LD(Low Dispersion : 異常低分散)レンズ1枚、XLD(eXtra Low Dispersion)レンズ2枚を含む11群14枚構成としている。新たに、レンズ最前面に防汚コートを施した。

絞りは9枚羽根。開放から2段絞っても真円に近い絞り形状を維持するという。

最短撮影距離は0.3m。最大撮影倍率は1:1。フィルター径は62mm(前モデルModel F004は58mm)。

鏡筒は金属外装。鏡筒のスイッチ部や、フォーカスリングとレンズ鏡筒の境界にシーリングを施すなど、タムロン初という防塵防滴構造とした。前モデルの鏡筒は簡易防滴仕様だった。

ニコン用

別売のレンズカスタマイズ用アクセサリー「TAMRON TAP-in Console」に対応。AF微調整やVCの挙動方式変更をユーザー自身で行える。

同梱の「SILKYPIX Developer Studio」もしくはAdobeソフト内のレンズデータを用いて各収差の補正が可能。

最大径×長さは79×117.1mm(キヤノン用)、114.6mm(ニコン用)。重量は約610g(キヤノン用)、約600g(ニコン用)。丸形レンズフードが付属する。

手ブレ補正搭載の前モデルModel F004と比べ、最大径で2.6mm、長さで0.1mm、重量で50gの増加。メーカー希望小売価格は変わらない。