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SIGMA 150-600mm F5-6.3に新ファームウェア

AF速度が約20〜50%向上

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports(下)と、SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary(上)

株式会社シグマは2月19日、交換レンズ「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports」および「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」のファームウェアアップデートを予告。新ファームウェアを3月11日に公開すると告知した。

新ファームウェアによるアップデートの内容は、AF速度の向上。「速度優先」での撮影時、約20〜50%の速度向上が見込めるという。

AFアルゴリズムを改善することで、超音波モーターHSMの駆動が最適にコントロールされる結果とのことだ。

ファームウェアアップデートには、別売のSIGMA USB DOCKとPCにインストールされたSigma Optimization Proを必要とする。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSMは、「〜 | Sports」と「〜 | Contemporary」の2製品がラインナップ。35mm判のイメージサークルに対応する超望遠ズームレンズだ。Sportsがプロ向けの光学性能や運動性能を優先し、Contemporaryはその基本を踏襲しつつ小型軽量化したもの。

Sportsが2014年10月発売、実勢価格18万7,000円前後。Contemporaryが2015年3月発売、実勢価格12万円前後。※価格表記はいずれも税込

どちらも発売当初より、SIGMA USB DOCKを介したAFカスタマイズやファームウェアアップデートに対応していた。

ちなみに3月18日には、両150-600mm F5-6.3 DG OS HSMに1.4倍テレコンバーターを付属したテレコンバーターキットが発売される。

(本誌:折本幸治)