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カールツァイス「Otus 1.4/28」が国内発売

世界最高を目指した一眼レフ用レンズシリーズの3本目

コシナは、カールツァイスの交換レンズ「Otus 1.4/28」を3月に発売すると発表した。希望小売価格はキヤノン用のZE、ニコン用のZF.2ともに税別62万9,000円。CP+2016に出品される。

コシナとカールツァイスの共同開発による一眼レフカメラ用のMFレンズ「Otus」(オータス)シリーズ最新モデル。55mm F1.4、85mm F1.4に続く3本目で、2015年10月に海外で先行発表されていた。

レンズ構成は非球面2枚を含む13群16枚のディスタゴンタイプ。アポクロマート仕様で、近距離画質に配慮したフローティング機構も採用する。

本来ディスタゴンタイプは一眼レフ用の広角レンズでバックフォーカスを確保するために用いられたが、現代のディスタゴンは前に凹レンズを配置してレンズを長くし、複数レンズで緩やかに光線を曲げて補正度の高い設計を可能にするという。

最小絞りはF16。最短撮影距離は30cm。最大撮影倍率は1:5.5。フィルター径は95mm。

最大径×全長は109×129.5mm(ZE)、127mm(ZF.2)。重量は1,340g(ZE)、1,320g(ZF.2)。

リバース可能なバヨネット式レンズフードが付属する。

(本誌:鈴木誠)