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「KIPON EF-MFT AF」に最新ファームウェア

歪曲収差補正などの対応 AF可能なEF→m4/3マウントアダプター

焦点工房は、KIPONのマウントアダプター「KIPON EF-MFT AF」の最新ファームウェアVer.2.4を公開した。歪曲収差補正機能などに対応する。

KIPON EF-MFT AFは、キヤノンEFレンズをマイクロフォーサーズカメラに装着し、AFと手ブレ補正の動作や、Exif情報の伝達に対応するアダプター。EF-Sレンズも使用可能。EFレンズの電子制御に対応するマウントアダプターはソニーEマウント用が発売されているが、マイクロフォーサーズ用はKIPONが世界初としている。

新ファームウェアVer.2.4によるアップデート内容は次の通り(引用)。

  • 歪曲収差補正機能により、画像の歪み現象を改善しました。
  • 稀に起こる自動露出オーバー現象を改善しました。
  • ズームレンズの焦点距離が誤表示される不具合を改善しました
  • オリンパス OM-Dシリーズ、動画モードでの自動絞りの不安定を改善しました。
  • パナソニックG/GX/GH シリーズ、絞りプレビュー機能の不具合を改善しました。
  • JVC 4Kカメラ、レンズ側AF/MFの切替時の、不具合を改善しました。

なお、Ver.2.4にアップデートすると、Ver.2.2以下には戻せなくなる。注意したいのは、Ver.2.1での動作確認済みレンズリストに記載されているレンズのうち、動作しなくなるものがあるという点。アップデートは、読者各自の判断で行って欲しい。

(本誌:折本幸治)