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高級コンパクトカメラ「FUJIFILM XQ2」正式発表

“クラシッククローム”を新搭載

富士フイルムは、コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM XQ2」を2月26日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万4,500円前後の見込み。

2013年11月に発売された「FUJIFILM XQ1」の後継モデル。海外では1月15日に発表済み。

センサーやレンズのスペックは継承しながら、新たに「マルチターゲット オートエリアAF」を装備。ピント合っているエリアを自動的に最大9点表示する。また像面位相差AFも搭載し、AF速度は引き続き世界最速という0.06秒を謳う。

加えて、フィルムシミュレーションモードには新たに「クラシッククローム」が加わった。クラシッククロームは、「リアルな表現が持ち味のドキュメンタリーフォトやストリートフォトに適した、深みのある色合いと豊かな陰影を表現できる撮影モード」(同社)で、同社上位機種で採用されている。

撮像素子は、2/3型有効1,200万画素X-Trans CMOS II。レンズは、35mm判換算での焦点距離25-100mm相当F1.8-4.9の4倍ズーム。光学式手ブレ補正機構が利用できる。最高感度はISO12800。RAW記録も可能。

カラーはシルバー、ブラック、ホワイト。シルバーは、これまで無かったシルバー/ブラックのツートンカラーとなっている。いずれも貼革風の意匠となっている。レンズ部には各種設定を割り当てられるコントロールリングを備える。

液晶モニターは約92万ドットの3型。フルHD動画も撮影できる。Wi-Fi機能も搭載する。

バッテリーはリチウムイオン充電池「NP-48」。撮影可能枚数は約240枚。記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード。

外形寸法は100×58.5×33.3mm、バッテリーと記録メディアを含む重量は約206g。

XQ1用のボトムレザーケース(BLC-XQ1)と防水プロテクター(WP-XQ1)が利用可能。

ポップアップストロボを内蔵する

(本誌:武石修)