富士フイルム、Wi-Fi内蔵の光学44倍ズーム機「FinePix S8400W」を海外発表

　富士フイルム株式会社は22日、Wi-Fi機能搭載のレンズ一体型高倍率ズームデジタルカメラ「FinePix S8400W」の発売をグローバルサイトで発表した。日本での発売は未定。

　海外で発表済みの「FinePix S8400」をベースに、Wi-Fi機能を加えた製品。この種の製品で無線LAN機能を備えるモデルは珍しい。

　Wi-Fi機能は大きくわけて2つ。ひとつはPCへの自動バックアップ機能で、無償ソフト「FUJIFILM PC AutoSave」をPCにインストールし、Wi-Fiルーターを設定する環境が整う。

　もうひとつはスマートフォンやタブレットへの画像転送。専用アプリ「FUJIFILM Camera Application」により、iPhone、iPad、Android製品への画像転送が行なえる。

　撮像素子は1/2.3型CMOSセンサー。有効画素数は1,620万。

　レンズは焦点距離24-1,056mm相当（35mm判換算）F2.9-6.5の光学44倍ズーム。

　液晶モニターは3型約46万ドット。0.2型約20万ドットのEVFも備える。

　動画は最大1,920×1,080/60fpsで、圧縮フォーマットはH.264。

　電源には単3形電池4本を使用する。

　外径寸法は122.6×86.9×116.2mm。質量は670g（バッテリー、記録メディア含む）。