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【CP+】「AGFAPHOTO AP15」を展示したジェネラル・イメージング

 ジェネラル・イメージング・ジャパンのブースでは、同社としてアグファブランドの第一弾となるコンパクトデジタルカメラ「AGFAPHOTO AP15」を展示していた。

レッド
ホワイト
ブラック

 「モノクロの表現にこだわった」というモデルで、7種類のモノクロ撮影モードを備える。1月25日に発売しており、価格は本革ケースとストラップ付きで3万円前後。日本限定となっている。

モードダイヤルにモノクロ撮影のポジション(B/Wアイコン)を設けているのが、デジタルカメラでは珍しい

 標準のモノクロ撮影のほか、モノクローム+HDR、セピア、色残し(赤、黄、青、緑)での撮影が可能。カラー撮影にも対応している。

 標準のモノクロモードは、一般的なデジタルカメラのモノクロモードよりもコントラストを強めにした味付けになっているという。

 ただし、アグファの特定のフィルムをシミュレーションするといったことはしておらず、粒状の付加なども行なっていない。

モノクロームモードの設定。「白黒」はコントラストが強めになっているという
3枚連写して合成するモノクロのHDR撮影も可能
セピアモードも搭載
色分解は指定した色のみカラーになるモード(色分解:赤)
色分解:黄
色分解:青
色分解:緑

 モノクロ+HDRは、露出の異なる3枚を連写することで広いダイナミックレンジで記録するモード。中間調の階調表現が良い」(説明員)という。

 「色分解」モードはいわゆるパートカラーで、特定色がカラーで写り、それ以外はモノクロになるモード。

 本革ケースなどが付いているが、ジェネラル・イメージング・ジャパンが扱うGEブランドのカメラよりはやや高めの価格設定と言える。説明員によると「カメラには撮る価値と持つ価値があり、AP15はそれらを両立させたモデル。持ち物としてカメラを手に入れる方も多い。そこも大切にしてケースなどを付けることにした」とのこと。

本革ケースとストラップが付属する。ケースは上下分離可能。
ブラックボディにはブラックのケースが付く
ホワイトボディもブラックのケース同梱
レッドボディのみ、ケースもレッドになる

(本誌:武石修)