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タムロン、マイクロフォーサーズ用高倍率ズーム「14-150mm F3.5-5.8 Di III VC」を開発発表

 タムロンは29日、マイクロフォーサーズカメラ用の交換レンズ「14-150mm F3.5-5.8 Di III VC」(Model C001)を開発発表した。価格・発売時期は未定。31日にパシフィコ横浜で開幕するCP+2013で外観展示を行なう。

 タムロンはマイクロフォーサーズシステム規格に賛同しており、同社初の準拠製品となる。

 35mm判換算28-300mm相当の画角となる高倍率ズームレンズ。手ブレ補正機構「VC」を搭載しながら、フィルター径52mmの大きさに抑えた。カラーはブラックとシルバーを用意する。

 レンズ構成は異常低分散レンズ1枚、ガラスモールド非球面レンズ2枚、複合非球面レンズ1枚を含む13群17枚。絞り羽根は7枚の円形。最短撮影距離は0.5m。最大撮影倍率は1:3.8。フィルター径は52mm。AF駆動用として、ステッピングモーターを内蔵する。

 外形寸法は80.4×73mm(マウント面からの長さ×最大径)。重量は280g。花形フードが付属する。

 マイクロフォーサーズ用の高倍率ズームレンズは、動画撮影を意識したパナソニック「LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4-5.8 ASPH. MEGA O.I.S.」(フィルター径62mm、460g)、手ブレ補正機構を省略したオリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4-5.6」(フィルター径58mm、260g)が発売済み。

(本誌:鈴木誠)