広河隆一写真展「アフガニスタン-長過ぎた戦争」(新宿ニコンサロン)



2001年9月11日、アメリカでの同時多発テロのあと、10月に米軍はアフガニスタンを「テロの温床」として爆撃した。現地から伝えられる報道には、ほとんど被害者の姿がなかった。
11月、作者は現地取材を開始し、パキスタンの難民キャンプ、アフガニスタン国内、とくに北部の難民キャンプを取材。翌2002年、再びアフガニスタンを訪れ、アメリカの大学による「ボディカウント」に基づき、米軍の「誤爆」による被害地を取材した。そして2010年12月にアフガニスタンの米軍と、カブールの病院を中心に取材し、2011年10月に、アフガン爆撃から10周年の取材を行った。このときは米軍の従軍取材が主であった。米軍は撤退を宣言していたが、実際の最前線では何が行われているか取材することが目的であった。モノクロ42点(写真展情報より)

  • 名称:広河隆一写真展「アフガニスタン-長過ぎた戦争」
  • 会場:新宿ニコンサロン
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
  • 会期:2012年5月1日〜2012年5月14日
  • 時間:10時30分〜18時30分(最終日は15時まで)
  • 休館:会期中無休

(本誌:折本幸治)

2012/4/17 00:00