エプソン、カタリナと共同で再生インクカートリッジのリサイクルを開始


 セイコーエプソンおよびエプソン販売は4日、カタリナマーケティングジャパンと共同で使用済みインクカートリッジを用いた再生インクカートリッジの供給を2012年4月から日本で開始すると発表した。その他の地域にも順次拡大予定としている。

 カタリナが日本全国の小売チェーン店舗に設置したインクジェット式クーポン発行用プリンター「TM-C700」約3万台の使用済みインクカートリッジを回収し、「エプソンにて新品と同様な品質管理のもと、部品の大部分を再使用し、インクを再充填して再度店舗様で使用」するという取り組み。

 同社ではこの取り組みにより、新品カートリッジと比較して環境負荷を約56%低減、対象カートリッジにおけるCO2排出量は年間約39.5トンの削減を見込む。




(本誌:鈴木誠)

2012/4/4 13:13