【CES/PMA】ポラロイド、Android OS採用の「Smart Camera」を展示
ポラロイドは2012 International CESで、Android OSをベースにしたデジタルカメラ「SC1630」を発表した。発売時期、価格は未定。
Android OS採用のSC1630 | 沈胴式の光学3倍ズームレンズを搭載 |
上面。左から露出補正ボタン、カメラアプリ起動ボタン、シャッターボタン、ズームレバー | 本体の奥行き |
ポラロイドではSC1630を「Smart camera」と説明。カメラ機能を搭載する一般的なAndroid端末と異なり、光学3倍ズームレンズを備えているのが特徴。焦点距離は35mm判換算で36-108mm相当。ズーム操作は上面左手側のスイッチで行なう。リコーGR DIGITALなどが採用するADJ.ボタンと同様の操作感だった。
その他、有効1,600万画素の撮像素子、3.2型タッチ式液晶ディスプレイ、無線LAN機能などを採用する。
カメラ以外のアプリも利用可能。展示機にはBrowser、Maps、Emailなどのアプリアイコンが並ぶ。Androidマーケットへのアクセスも可能だ。
ディスプレイ下のボタン類。一番右は再生モードへのダイレクトボタン | 通常のAndroid OSとしても操作可能 |
本体上面には赤いシャッターボタンの他、カメラ機能を呼び出すボタン、露出補正用のシーソースイッチを備える。
撮影モードとして、全自動の「Smart scene」をはじめ、「P mode」、「Smile shutter」、「Swift panorama」などを選べる。また、シーンモードも搭載。赤目軽減機能対応のストロボも内蔵している。セルフタイマーは10秒に加えて2秒も設定可能とマニアック。ただし三脚穴は非搭載だ。
撮影時の画面。露出補正ボタンを操作したところ | 撮影モード一覧 |
ストロボ設定 | 再生メニュー |
本体下部には再生モードへのダイレクトボタンを備えている。再生モードでShareモードに入ることで、FacebookやPicasaなどへ写真をアップロードが可能。
Shareメニューの送信先 | カラーバリエーションも展示されていた |
その他、日本でも11月に発売したインスタントデジタルカメラ「Z340」を展示。あわせて往年のポラロイドカメラをディスプレイするなど、ポラロイドブランドのアピールに務めていた。
Polaroid Z340。日本でも11月に発売。ZINKペーパーを使用するインスタントデジタルカメラ |
Z340の展示にあわせて、ランドカメラやSX-70などポラロイドカメラをディスプレイしていた |
2012/1/12 08:10