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ZINKプリンター内蔵デジタルカメラ「Polaroid Snap」

液晶なしで薄型化 99ドルで発売予定

Polaroidは9月2日、ドイツ・ベルリンで開催中のIFAで、プリンター内蔵デジタルカメラ「Polaroid Snap」を発表した。カラーはブラック、ホワイト、レッド、ブルーを用意。2015年の第4四半期に99ドルで発売予定。日本国内での発売に関する情報はない。

ZINKフォトペーパー用のプリンターを内蔵する、1,000万画素の「デジタルインスタントカメラ」。1分未満で2×3インチのカラープリントが得られるという。小型かつ手頃な価格であることを特徴とする。

内蔵プリンターでカラープリントを得られるほか、一般的なデジタルカメラと同様に撮影画像をコンピューターなどに転送して利用できる。32GBまでのmicroSDカードに対応。

製品写真では、背面にZINKフォトペーパーをセットする部分があるのみで、撮影画像を確認する液晶モニターは見当たらない。レンズ直上に折り畳み式の光学ビューファインダーとみられるパーツが確認できる。

撮影モードとして、カラー、白黒、ビンテージPolaroid風を搭載。10秒で6枚を撮影する「Photo Booth」機能や、セルフタイマー機能も備える。

ZINKフォトペーパーは、プリンターヘッド加えた熱で結晶が崩れ、色が変わることで発色するペーパー。ZINK Imagingが開発したZero Ink Printing技術を用いている。

(本誌:鈴木誠)