ミラーレスカメラの口コミシェア、4〜9月はニコンとペンタックスが増加


 ホットリンクは15日、インターネットにおけるレンズ交換式ミラーレスカメラの口コミを調査分析した結果を発表した。

 調査対象期間は2011年4月1日〜9月30日、および2010年4月1日〜9月30日。調査対象はブログ(5億3,994万6,352記事)、2ちゃんねる(8億8,016万5,910記事)、掲示板(4,779万5,975記事)。

 2011年と2010年を比べると、ミラーレスの口コミ数は225.4%と増加。一方、一眼レフカメラの口コミ数は減少しているものの、2010年に下向きだった近似曲線が、2011年には上向きに変化した。ホットリンクでは「一眼レフカメラへの注目度が再び高まっている」としている。

 新商品の発表と発売が多かった7〜9月における口コミシェアを見ると、ニコンは15%から21%へ、ペンタックスは4%から10%へと伸びている。ホットリンクは、いずれもレンズ交換式ミラーレスカメラへの参入が影響していると指摘している。オリンパスも2010年が14%、2011年が17%と増加した。

 一方、口コミシェアが減少したのは、ソニーとパナソニック。ソニーは37%から13%へ、パナソニックは17%から13%へとそれぞれシェアを落としている。

(本誌:折本幸治)

2011/11/15 18:47