ニコンサロンbis新宿、松浦昭子写真展「干潟の営み」


 ニコンサロンbis新宿は、松浦昭子写真展「干潟の営み」を10月25日から開催する。


谷津干潟では、様々な渡り鳥が移動の途中で羽を休ませる。中でもサギ類やカワウは潮の干満によって東京湾から入ってくるボラやハゼ等を餌とし、時にはウナギやエイと格闘したり、干潟に生息するカニ類も好物としている。
冬になるとシギ類も飛来し、夕陽に照らされて群翔するさまは美しく、空を染める。また、真っ赤な太陽が沈んだ後の夕焼けは、水面に映えて茜色に輝く。春にはカルガモやセイタカシギの雛が孵って泳いだり、散歩する姿はとても可愛いのだが、ヘビに狙われることもあり、全部が無事に育つとも限らない。
鳥たちにも愛があり、闘いがあり、生きることの大変さが日常である。そんな魅力的な干潟の春夏秋冬を展示する。カラー47点。(写真展情報より)

  • 名称:松浦昭子写真展「干潟の営み」
  • 会場:ニコンサロンbis新宿
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
  • 会期:2011年10月25日〜2011年10月31日
  • 時間:10時30分〜18時30分(最終日は15時まで)
  • 休館:会期中無休

(本誌:折本幸治)

2011/10/7 12:25