SLR Magic、F0.95のEマウント/マイクロフォーサーズ用50mmレンズ
アドプラスは、SLR Magicの交換レンズ「NOKTOR HyperPrime 50mm f/0.95」を20日に発売した。価格は9万9,800円。マイクロフォーサーズ用とEマウント用を用意する。当初はamazon.co.jpのみで扱い、近日に全国のカメラ店でも販売する予定。
NOKTOR HyperPrime 50mm f/0.95 |
実焦点距離50mmで、開放F値がF0.95と明るいMF単焦点レンズ。「開放絞りで撮影すると極端に被写界深度が浅い、大きなボケのある写真やムービーが撮影できる」(アドプラス)としている。
マイクロフォーサーズ用でF0.95の交換レンズとしてはコシナ「NOKTON 25mm F0.95」(マイクロフォーサーズマウント、9万9,750円)があるが、Eマウント用レンズとしてはNOKTOR HyperPrime 50mm f/0.95が最も明るいレンズになると見られる。
また開放F0.95の現行レンズとしては、ライカの「ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH.」(Mマウント、111万3,000円)が知られている。
マウント側にピントリング、先端側に絞りリングを備える | マウント |
カメラへの装着例 |
レンズエレメントは日本製で、本体の組み立ては香港で行なう。レンズには“MADE IN JAPAN”の表記が入る。
レンズ構成は7群9枚。最短撮影距離は0.6m。絞り羽根は8枚。フィルター径は62mm。重量は490g。鏡筒は金属製。金属製のフロントレンズキャップが付属する。
付属の金属製フロントレンズキャップ |
【2011年9月20日】製造国に関する部分とレンズ構成について追記しました。
2011/9/20 15:18