カシオ、地図コンテンツに「奥多摩」「八ヶ岳」「槍ヶ岳・穂高岳」「白馬岳」「尾瀬」

　カシオは、GPS機能搭載コンパクトデジタルカメラ「EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G」用として、昭文社の「山と高原地図」のデータを収録したSDHCメモリーカード「山あるきデータシリーズ」の5タイトルを9月29日から順次売する。価格は各4,200円。

　ラインナップは「奥多摩」（9月29日発売）、「八ヶ岳」（9月29日発売）、「槍ヶ岳・穂高岳」（10月上旬発売）、「白馬岳」（10月上旬発売）、「尾瀬」（10月上旬発売）。

山あるきデータシリーズ（奥多摩）	カード挿入時の表示例

　カシオが「今秋発売予定」としていた製品。EX-H20Gに同SDHCカードを挿入すると、等高線入り地図（約1/2万5,000）の上に登山コースが表示できる。山小屋や駐車場などの位置情報のほか、花畑、水場、展望箇所などの見所情報も表示される。EX-H20GはGPS機能を内蔵しているため、登山の行程を一括してKMLファイルに出力可能。Google Mapなどで歩いた軌跡を表示できる。

　EX-H20G用の追加コンテンツとしては、「追加地図コンテンツ 高尾・陣馬」を7月に発売済み。

　EX-H20Gは、GPS機能を搭載したデジタルカメラ。屋内でも位置情報の記録が可能というハイブリッドGPSを搭載する。本体内に世界の著名な観光地の撮影スポット約1万点の写真を収録し、現在位置からの直線距離も表示可能。発売は2010年11月。実勢価格は1万8,400円前後。

EX-H20G