ソニー、「NEX-C3特別体験会」を名古屋と大阪で開催


 ソニーは6月18日と6月19日の2日にわたり、ソニーストア名古屋およびソニーストア大阪で、発売前の新製品「NEX-C3」の特別体験会を開催した。撮影可能なNEX-C3を展示するとともに、トークショーを実施。ここではソニーストア名古屋での様子をレポートする。

 なお、6月25日および6月26日には、ソニーストア銀座でも特別体験会が行なわれる。

特別体験会当日のソニーストア名古屋トークショー前の会場の様子
NEX-C3(ピンク)。レンズはE 16mm F2.8NEX-C3(ピンク)の背面

 NEX-C3は、Eマウントを採用するいわゆるミラーレスモデル。APS-Cサイズ相当の撮像素子を搭載するレンズ交換式デジタルカメラとして世界最小最軽量のボディを実現したのを最大の特徴としている。店頭予想価格は、ズームレンズキットが7万円前後、ダブルレンズキットが8万円前後の見込み。

 また、ライブビュー画面で仕上がりを確認しながら撮影できる「ピクチャーエフェクト」などの新機能を備えているのも特徴(NEX-5、NEX-3も20日のアップデートで同様の機能を追加可能)。

 ソニーストア名古屋では、正面入口に北川景子さんがNEX-C3を手に持つ大きなポスターを掲示。また、メインターゲットが女性とあって、会場では本物のケーキをメインとした撮影コーナーを設けていた。撮影コーナー以外にも実機や被写体が多数用意されており、撮影体験が気軽に行なえるよう工夫が見られた。

撮影コーナーはスイーツ一色。地元で有名なカフェタナカ手製の品々だとか
撮影コーナー以外にも豊富に実機が置かれていたアンケートに答えるともらえる特製ケース入りカタログ

 トークショーでは、発表前より先行してNEX-C3による撮影を行なっていた写真家のかくたみほさんが登場。尾道でのロケの成果をブラビアで紹介しながら、チルト式液晶モニターの利便性や、新機能ピクチャーエフェクトの面白さを強調した。

 また、トークショーの途中からは、地元では良く知られる洋菓子の名店「カフェタナカ」のオーナーシェフ、田中千尋さんも加わった。自身もNEXを持っているという田中さんの話を軸にトークショーは進む中、かくたさんがNEX-C3の機能を駆使して、本物のケーキを撮影。背景ぼかしやピクチャーエフェクトの使い方を説明しながら、女性目線によるNEX-C3の楽しさを伝えていた。

写真家かくたみほさん(右)によるNEX-C3のプレゼンテーションカフェタナカのオーナーシェフ、田中千尋さん(中央)も加わり撮影デモへ

 そのほかソニーストア名古屋では、9月発売予定のEマウント交換レンズ「E 30mm F3.5 Macro」を透明ケース内で参考展示。また、NEX-C3とともに発表したNEXシリーズのアクセサリー類も先行展示していた。

9月発売予定のE 30mm F3.5 Macroも参考展示。透明ケース内で触れることはできなかった
6月8日発表の新アクセサリー類も先行展示中
クリップオンストロボのHVL-F20Sもあった。ガイドナンバー20でバウンス発光が可能。価格は1万5,750円
Aマウント機ももちろん手に取れる。写真はα55α900。レンズもすべて揃っているという
Aマウントレンズの展示コーナー。上のプリントはかくたさんがNEX-C3で撮影したものαCafeの人気作品をスライドショー形式で展示していた

 なお、ソニーでは、NEX-C3を購入して製品登録を行なうと、「エディフィス et イエナ オリジナル2WAYバッグ」を2,000名にプレゼントする。それにちなみ、LeDome EDIFICE et IENAの各店で「一眼を着こなそう! "スタイリングコンテスト」を開催している。来店者を撮影した写真をスタイリストと本部スタッフが審査、EDIFICEおよびIENAの両ブログでコンテストの経過を紹介する。コンテスト入賞者1名はNEX-C3ズームレンズキット(1名)がもらえる他、先着150名の参加者にはαロゴ入の非売品Tシャツが限定でプレゼントされる。

「エディフィス et イエナ オリジナル2WAYバッグ」プレゼントの告知。NEX-C3を購入してユーザー登録すると当たる。応募期間は6月24日〜7月31日ソニーストア名古屋内のマネキンは、同店にほど近いLeDome EDIFICE et IENA名古屋店がディスプレイしたという


(本誌:折本幸治)

2011/6/20 00:00