ニコン、手ブレ補正レンズの特許侵害でシグマを提訴


 株式会社ニコンは25日、手ブレ補正機能を搭載した交換レンズに関する特許について、株式会社シグマに対する特許侵害訴訟を東京地方裁判所に提起した。日本における該当特許侵害行為の停止と損害賠償を求めている。

 ニコンによると、対象となる特許は「像シフトが可能なズームレンズ」(特許第3755609号)および「超音波モータと振動検出器とを備えた装置」(特許第3269223号)の2つ。

 同社は交渉による解決を図るべくシグマと協議を行なってきたが、解決に至らず、やむを得ず提訴するものとしている。

 25日18時現在、シグマは当該訴訟についてノーコメントとしている。

(本誌:鈴木誠)

2011/5/25 18:11