キヤノン、「EF 500mm F4 L IS II USM」を正式発表


 キヤノンは、超望遠レンズ「EF 500mm F4 L IS II USM」を5月に発売する。価格は113万4,000円。

EF 500mm F4 L IS II USM

 キヤノンがフォトキナ2010(2010年9月)に参考出品していた製品。既存の「EF 500mm F4 L IS USM」の後継機種として開発したもので、今回正式に発売が決まった。

 同時発表の「EF 600mm F4 L IS II USM」と同じく、蛍石2枚を使用した高い光学性能を特徴としている。新エクステンダー(EXTENDER EF 1.4X III、EXTENDER EF 2X III)とのマッチングも考慮したという。

 手ブレ補正効果は約4段分。シャッターボタン半押し状態で補正を開始しないISモード3も備える。

 SWCコートを配置しゴーストを低減。また、レンズ最前面と最後面にフッ素コーティングを施したことで、ゴミ付着の軽減と防止を図ったという。

 最短撮影距離は3.7m。最大撮影倍率は0.15倍。絞り羽根は9枚。

 外形寸法は146×383mm。重量は3,190g。現行EF 500mm F4 L IS USMの3,870gから680gの重量減に成功している。

 レンズフード、ドロップインゼラチンホルダー(52mm径)、レンズワイドストラップ、ハードケースなどが付属する。



(本誌:折本幸治)

2011/2/7 15:00