パナソニック、同社初のデジタルフォトフレームを発売

〜iPhoneドックと「LUMIXシーンモード再生」機能を搭載

 パナソニックは、デジタルフォトフレーム「MW-20」と「MW-15」を22日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格はMW-20が2万3,000円前後、MW-15が1万7,000円前後の見込み。カラーはMW-20がブラックのみ、MW-15はホワイトとブラックを用意する。

MW-20
MW-15(ホワイト)MW-15(ブラック)

 同社がCEATEC JAPAN 2010に参考展示し、年内発売予定としていた製品。いずれも9型800×480ピクセルの液晶ディスプレイを搭載する。アスペクト比は16:9。15種類のスライドショー、時計やカレンダー表示も行なえる。SDXC/SDHC/SDメモリーカードのスロットと2GBの内蔵メモリーを装備した。

 静止画の対応フォーマットはJPEG(プログレッシブJPEGは非対応)。「LUMIXシーンモード再生」機能を備え、2006年2月以降に発売したLUMIXで撮影した写真を、シーンモードごとに再生できる。

 ほかにもエコナビ機能を搭載し、本体背面上部の明るさセンサーに連動して画面の明るさ調整や電源オフを行なう。設定時刻になると写真の表示などを行なうタイマー機能も装備した。

 MW-20とMW-15の主な違いは、MW-20のみiPodユニバーサルドック専用端子を備え、iPhone/iPod内の写真、音楽、動画を再生できる点。YouTubeの動画再生やジャケット画像の表示にも対応。ステレオスピーカーを搭載しており、SDオーディオの再生も行なえる。

 本体サイズはいずれも244.2×154×88.7mm。重量はMW-20が約583g、MW-15が約523g。縦置き用スタンドと壁掛け用本体固定金具を同梱する。



(本誌:鈴木誠)

2010/10/7 14:43