キヤノン、「EOS 7D」の最新ファームウェアを公開


EOS 7D

 キヤノンは22日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 7D」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はVer.1.2.2。

 更新内容は次の通り。

  • 「マニュアル露出モード」の動画撮影で、マクロレンズなどの一部レンズを使用した場合、設定したレンズの絞りが動くことがある現象を修正した。
  • カスタム機能の「C.Fn III-7」(AFフレーム任意選択時の循環)で「1」を設定した際、左下のAFフレームから中央左端のAFフレームに移動しなかった点を修正した
  • ファインダー内水準器の縦位置撮影時のAFフレーム表示を、カメラの傾きが高い方のAFフレームを点灯するように修正した
  • メニュー画面に表示する言語で、スペイン語およびタイ語の誤記を修正した(スペイン語およびタイ語を搭載する製品のみ)

 なお、マニュアル露出モードの動画撮影中、ズーム操作で開放F値が変化するレンズの絞りが変わるのは、焦点距離に応じた絞り制御のためで正常な動作となる。

 EOS 7Dは、APS-Cサイズ相当の有効1,800万画素CMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ。8コマ/秒の連写性能、視野率100%のファインダー、フルHD動画記録機能などを備える。発売は2009年10月。ボディのみでの実勢価格は12万7,500円前後。



(本誌:鈴木誠)

2010/7/22 12:17