シグマ、「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」ニコン用を28日に発売


 シグマは14日、APS-Cセンサー専用の超広角ズームレンズ「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」について、発売時期未定としていたニコン用を5月28日に発売すると発表した。

8-16mm F4.5-5.6 DC HSM

 すでにキヤノン用とシグマ用が4月29日に発売済み。14日現在、ニコン用と同じく発売次期未定だったソニー用およびペンタックス用についてのアナウンスはない。価格は9万9,015円。

 APS-Cサイズの撮像素子に特化した交換レンズとして、世界初の8mmから始まる超広角ズームレンズ。レンズ構成は11群15枚。FLD(“F” Low Dispersion)ガラスを4枚使用し、超広角で問題となる倍率色収差を極限まで補正したという。

 鏡胴の全長がフォーカシングで変わらないインナーフォーカスを採用。AF駆動はHSM(Hyper Sonic Motor)で行なう。AF後にそのままMF操作が可能なフルタイムマニュアル操作にも対応。

 最短撮影距離は24cm。最大撮影倍率は1:7.8倍。レンズフィルター装着は不可。本体サイズは75×105.7mm(最大径×全長)、重量は555g。


(本誌:折本幸治)

2010/5/14 12:27